『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』のメリル・ストリープが来日!/[c]2016 Pathé Productions Limited. All Rights Reserved

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いよいよ幕を開ける第29回東京国際映画祭(10月25日〜11月3日開催)。年々、注目度が高まる本映画祭だが、「いったいどんなことが楽しめるの?」「“映画祭”って敷居が高そうなんだけど…」といった素朴な疑問を持つ方も多いのではないだろうか。今回は、そんなビギナーでも楽しむことができる東京国際映画祭の要点を解説!

【写真を見る】蒼井優&高畑充希が共演する『アズミ・ハルコは行方不明』は、コンペティション部門で上映/[c]2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会

■ これぞ映画祭の神髄!“コンペ”&“レッドカーペット”

東京国際映画祭は1985年から開催され、今年で31周年を迎える東京国際映画祭。カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭などと並び、日本で唯一“国際映画製作者連盟”に公認されている映画祭で、その規模はアジア最大級!TOHOシネマズ 六本木ヒルズをメイン会場に、国内外から100作品以上が集い、熱い映画ウィークが繰り広げられる。

世界中から集められた選りすぐりの作品の中からグランプリを決定する「コンペティション部門」。今年は1500本以上もの応募があり、厳正な予備審査を経た16作品が上映される。第24回開催時には『最強のふたり』(11)がグランプリに輝き、日本でも異例のロングランヒットとなるなど、映画界の未来を占う注目の賞レースだ。また、鑑賞後は観客自身が票を投じることもできるので、審査員気分を味わえるかも?一方「特別招待部門」では、劇場公開前の期待の新作の先行公開を行う。映画祭の花形・レッドカーペットのスペシャルゲストである、メリル・ストリープの主演作『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(12月1日公開)などを上映。ミーハー心をくすぐるラインナップが目白押しだ。

■ 発掘良品の数々に映画ファンもうなる!

ヨーロッパやアジアから、有名映画祭の受賞作や名匠の新作が集められた「ワールド・フォーカス部門」。日本未公開の質の高い秀作や異色作がじっくり開拓できる。また、アジア映画に特化した、日本を含む東アジアの新鋭監督作が結集した「アジアの未来部門」と、今年は新世代と女性映画人が台頭するインドネシアにフォーカスした「CROSSCUT ASIA(クロスカット アジア)部門」も見逃せない。さらに今年から、ティーンが主人公の映画作品や幼い子ども向けのショートムービーで構成された「ユース部門」も設けられ、新たな展開を見せている。

■ 心に刺さる日本映画が目白押し!

「日本映画スプラッシュ部門」は、活気づくインディペンデント作から、鋭い個性とチャレンジ精神に溢れる国内作品をピックアップ!驚きの新人から充実の才能まで、監督たちの力強い作品を発掘できる。そして、日本の話題作を国内外に発信する「JapanNow部門」と、日本の代表的監督の作品集を一挙上映する「監督特集」では、岩井俊二と細田守の2名を特集!加えて貴重な日本の名作をスクリーンに蘇らせた「日本映画クラシックス」や、尾上菊之助による舞踊や弁士付きで無声映画を上映する“歌舞伎座スペシャルナイト”も開催。

■ ライブ感満載の特別イベントも!

作品の上映後に監督や出演俳優たちのトークを堪能できるティーチイン付きの上映回も映画祭ならではの大きな目玉だ。人気映画評論家の町山智浩氏の解説が楽しめる回も予定しているほか、斎藤工出演のWOWOWの映画情報番組とコラボした「スター・ウォーズ」関連作のオールナイト上映や、最新ゲームの世界を4K・HDRで体験できる『キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV 英語版』(16)の野外無料上映など、気になる企画が盛りだくさん!

明日からスタートする映画の祭典。アジア最大級の国際映画祭の醍醐味を味わいに、ぜひ一度、会場に足を運んでみては?【トライワークス】