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NECは10月24日、ルネサス エレクトロニクス(ルネサス)が開発した組み込みソリューション「RZ/G Linuxプラットフォーム」に顔認証AIエンジン「NeoFace」とNECソリューションイノベータの性別・年齢自動推定システム「FieldAnalyst」を対応させ、追加機能として提供すると発表した。

NeoFaceは、NECのAI技術群「NEC the WISE」の1つである顔認証技術を使用した製品で、PCアクセス認証やビル・施設などの企業ユースから顔パス入場などのエンターテインメント分野、出入国管理や国民IDシステムなど国家レベルのセキュリティ管理まで、幅広い用途で採用されている。

一方のFieldAnalystはカメラ画像から人物の特徴をリアルタイムに分析し、性別・年齢などを自動で推定するシステム。今回提供する機能には人物や顔の検出、性別・年齢の推定のほか、笑顔や顔装着物を認識するエンジンを含む。

従来、NeoFaceとFieldAnalystを組み込み機器へ搭載するには、個別のカスタマイズが必要となるため対応に時間がかかっていた。今回、これらのソフトウェアをルネサスの「RZ/G Linuxプラットフォーム」環境上で動作検証を行い、追加機能として提供することで、短期間でスムーズな組み込み機器への導入を支援する。

これにより、例えばNeoFaceを搭載したRZ/Gチップをカメラ機能を追加した産業向け表示ディスプレイに組み込むことで、登録者以外が機器の使用を制限する機能をディスプレイ側で実現できるようになる。また、FieldAnalystを搭載したRZ/Gチップをカメラ機能を追加したサイネージディスプレイに組み込むことで、サイネージ側で顧客の年齢や性別にあわせての広告やメニューを表示可能となる。

(神山翔)