栃木・宇都宮市で23日(2016年10月)の祭りに最中に連続爆発事件を起こした元自衛官の栗原敏勝容疑者(72)は、意味不明の遺書のようなものを残していた。

「命を絶って償いをします」と書いた紙が靴下の中から見つかり、10月5日に投稿したSNSには「すべてに負けた。私は社会に訴える。自暴自棄に陥っている。大きな事件にならなければ問題を見向きもしないという現代の風潮には非常に不満を持っています」と書き込んでいた。意味不明で、栃木県警は動機を調べている。

危うく難逃れたまつり行列

爆発は3回あった。最初は住宅地で家が全焼し、その15分後に市内駐車場、さらにその5分後に近くの城址公園で爆発が起きた。公園の爆発で2人の男性がろっ骨骨折や金属片が体に刺さって重傷、中学生1人が軽いけがをした。栗原は爆発物を抱え込んでいたのか死亡し、全焼した住宅は栗原の自宅、燃えた車も栗原の名義だった。

当時、行列が市内を練り歩く祭りの真っ最中で、駐車場の爆発は行列が到着する寸前に起き、危うく大参事になるところだった。流通経済大教授の龍崎孝は「爆発事件だけを考えると、日本にも大きなテロが起きる潜在的な可能性を否定できないですね。テロ対策を含めてよく調べ検証していくことが必要だと思います」と話した。

モンブラン