Doctors Me(ドクターズミー)- スマホで低温やけど!? 日常で低温やけどを起こしやすい5つの場面

写真拡大

10月後半になり、朝の気温もぐっと低くなってきました。これからの季節、防寒対策の上で気をつけたいのが「低温やけど」です。

今回は、日常生活に潜む低温やけどを起こしやすい危険な場面をまとめてました。小さなお子さんや高齢者の方は特に注意が必要ですので、事前に知って予防しましょう。

低温やけどとは

通常であれば短時間触った程度ではやけどを起こさない、40〜50度程度の比較的低い温度のものに長い時間皮膚が触れていることによっておこるやけどを低温やけどといいます。

低温やけどを起こす温度と時間


■44度:3〜4時間くらい

■46度:30分〜1時間くらい

■50度:2〜3分くらい

低温やけどが一般的なやけどと異なる点

熱いと感じない


熱湯やオーブンなどでのやけどと異なり、低温やけどの原因となるものには触っても「あちっ」となることがないので、触れたままになったりそのまま寝てしまったりすることもあります。

見た目よりダメージを受ける


低温やけどの怖いところは、通常のやけどより気づくのが遅くなりやすく、気づいたときにはかなり深くの真皮の組織までダメージが進行していることが多いということが挙げられると思います。

患部を冷やしても効果がない


すでにやけどが奥まで進行している場合、すぐに気づいて冷やすほどの効果は得にくいと考えられます。

低温やけどを起こしやすい場面


湯たんぽ


寝るときも布団に入れっぱなしにするため起こります。布団をあらかじめ湯たんぽで温め、眠りにつく前に布団から確実に出すようにしましょう。

スマートフォン


寝るときに使って、充電し続けたまま、あるいはアプリを立ち上げたまま寝てしまうからです。 特に就寝時などは置き場所に気を付けましょう。

暖房機能のある便座


長時間座り続けたり、トイレで寝てしまったりするためです。お年寄りなどは家族がチェックしたり、温度設定を低くしましょう。

電気あんか


寒いからといって体に当てたまま寝てしまうケースで起こります。

使い捨てカイロ


体に密着した状態で長時間過ごしてしまうので、隠れ低温やけどになっていることがあります。

低温やけどの主な症状

・ヒリヒリする
・水疱ができる
・ずきずきと痛む
・赤くなる
・感覚が鈍くなる

低温やけどの医療機関での治療

皮膚科が専門になり、やけどがどのくらい深いものであるかによって治療内容は異なってきます。湿潤治療と呼ばれる治療が行われる場合もあります。

最後に医師から一言

身近なものでもなりやすい低温やけど、これからの電気あんかなどを使う時期はぜひ特に気を付けたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)