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22日、ボブ・ディランに対してノーベル賞選考委員長が発したとされる「傲慢」発言について、その切り取り方と解釈に疑問の声が上がっている。

ことの発端は、今年度のノーベル平和賞受賞者のボブ・ディランが取った対応にある。ノーベル賞の選考主体であるスウェーデン・アカデミーが再三連絡を試みるも、現在ディランと接触することができない状態が続いている。ディランが12月開催の授賞式に出席するかも不透明な情勢の中、選考委員長のペール・ウェストベリ氏が「無礼かつ傲慢だ」と、ディランの態度を批判した、と報じられた。発言は日本でも報じられ、「ボブ・ディランよりノーベル賞の方が権威があると思っている辺りが傲慢」などと、スウェーデン・アカデミー側の態度への批判が噴出しているという

ところが、朝日新聞の報じた内容によると、ウェストベリ氏は「無礼で傲慢だ」のあと、「でもそれが彼ってものだ」と続けたというのだ。

とあるユーザーはこの件に言及。「選考したノーベル委員長のペール・ベストベリィ氏の発言を『無礼で傲慢だ。』とトリミングして書くのと、『無礼で傲慢だ。でもそれが彼ってものだ』と書くのとでは正反対だよ」と、一部の報道に苦言を呈した。そして、「後者には、ディランへの愛情と尊敬を感じるよ」といい、ディランに対しての親しみのこもった発言の可能性を指摘している。

このツイートは、24日12時の時点で1万件以上のリツイートと、6400件以上の「いいね」を集めるなど、ネット上で大きな話題となっている。


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