スターの仲間入りした実感はまだない?
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 『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第3弾の『インフェルノ』で、ヒロインを務めるフェリシティ・ジョーンズが、イタリア・フィレンツェで行われた海外メディアによるジャンケットに登場し、現在の注目ぶりについて明かした。(取材・文:森田真帆)

 フェリシティといえば、スター・ウォーズのスピンオフ作品のヒロインに抜てきされたことで注目されているが、この日の取材でも記者の質問は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に集中! フェリシティは、「まずは『インフェルノ』の話をしましょうよ!」と苦笑いしながらも、「たとえばフィレンツェで『インフェルノ』の撮影をしていたときは、人々のわたしへの関心はさほどすごくなかったけど、『ローグ・ワン』への出演発表がされてからずいぶん話しかけられるようになった」と困惑している様子。「あなたも立派なハリウッドスターですね!」と記者から言われると、「そうなのかな。スターがよくされるような『飼っているペットは?』なんていうプライベートな質問にも答える準備をしておかなくちゃね(笑)」とちゃめっけたっぷりに話し、笑いを誘っていた。

 とはいえ、2014年に映画『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされて以来、すでに彼女の生活は華やかになっていたはずだが、彼女は常に地に足を付けた生活をしていたいのだという。「オスカーの後も、『ローグ・ワン』の後もわたし自身はそれほど変わっていないのよ。相変わらず、役をもらうためにオーディションに行っているし、自分自身をきちんと持っている人間でいたいの」とキッパリ。

 本作もオーディションで決まったそうだが、「ラングドン教授と二人で逃げることになるんだけど、ただ彼に助けてもらうだけのヒロインではなく、彼女の知恵で彼を手助けするシーンがたくさんあるのよ」と魅力的なキャラクターについて話した。さらに、「複雑なキャラクターを演じるのはとても楽しいわ。彼女は知的な一方、隠れた影のある一面もあり、そこには強い意思が通っている。監督とはかなりディスカッションを重ねながら緻密に演技プランを立てていったわ」と真剣な面持ちで語る。そんな一方で、撮影中一番楽しかった思い出を「とにかく走りまくったことね。『フォレスト・ガンプ/一期一会』のときを思い出してくれたらわかると思うけど、トムは素晴らしいランナーだから、一緒に逃げていて楽しかったわ!」とジョーク交じりに話し、記者たちを笑わせていた。そんな明るさも彼女の魅力のひとつだろう。

 本作で彼女が演じた女医のシエナはもちろん、数々の映画で彼女が演じてきた役柄が持つ意志の強さ、そして聡明さは、知性あふれる彼女自身が持つ天性の才能であることがインタビューから伝わってきた。近年は、ベネディクト・カンバーバッチなど英国出身の俳優が活躍の場を広げている中、英国女子であるフェリシティがどのように成長していくのか楽しみだ。

映画『インフェルノ』は10月28日より全国公開