「ミューズ・アカデミー」ポスター (C)P.C. GUERIN & ORFEO FILMS

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 「シルビアのいる街で」のホセ・ルイス・ゲリン監督による「ミューズ・アカデミー」が、2017年1月7日から公開されることが決定した。また、同作の公開を記念して、ゲリン監督が手掛けた11作品を特集上映するイベント「ミューズとゲリン」も同時開催される。あわせて、それぞれのポスター画像もお披露目された。

 「ミューズ・アカデミー」の舞台となるのは、バルセロナ大学の哲学科。実在するイタリア人教授ラファエロ・ピント教授が、ダンテ「神曲」における女神の役割を皮切りに、文学や芸術を紐解きながら、現代におけるミューズ像を探る講義を行なう。受講生らと繰り広げられる議論は実際の講義の様子を思わせるが、やがて物語は登場人物たちの私生活にも肉薄していく。

 知的かつユーモラス、時にエロティックな一面を覗かせながら、ゲリン監督独自の美しい映像と言葉で紡がれる本作。“フィクションなのか、ドキュメンタリーなのか”と見る者の好奇心をくすぐる斬新なテイストだ。

 特集上映「ミューズとゲリン」は、2012年に開催された「ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」でも上映した「ベルタのモチーフ」「影の列車」の長編7作品のほか、広島国際映画祭(11月11〜13日開催)でプレミア上映される「サン=ルイ大聖堂の奴隷船サフィール号」を含めた短編4作品を上映する。

 「ミューズ・アカデミー」は17年1月7〜29日、東京都写真美術館ホールで3週間限定上映後、全国で順次公開。特集上映「ミューズとゲリン」も、同館にて同時開催。