ナ・リーグ制覇の喜びに湧くカブス【写真:Getty Images】

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古巣トロントをはじめ世界中から川崎に“祝福ツイート”の嵐

 22日(日本時間23日)のナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦でドジャースを下し、対戦成績4勝2敗でワールドシリーズ進出を決めたカブス。1945年以来71年ぶりのリーグ優勝に、地元シカゴのみならず全世界のファンが歓喜した。ツイッター上ではカブス優勝に歓喜&祝福する投稿があふれているが、意外な人物にも祝福ツイートが殺到している。現地では“ムニ”のニックネームで愛されている川崎宗則内野手だ。

 今季の大半を傘下3Aで過ごした川崎は、9月にメジャー再々昇格。プレーオフも出場登録メンバーには入っていないが、チームに同行し、内野手に万が一のアクシデントが起きた時に備え、そしてチームのムードメーカーとして快進撃を支えている。地区シリーズ突破後のシャンパンファイトにも参戦。米メディアの公開した動画では「トゥー・モア・タイム(あと2回)」とワールドシリーズ制覇を宣言していた。

 そんな川崎に対して、絶大なる人気を誇った古巣トロントのファンをはじめ各地の“ムニ・マニア”から祝福のツイートが殺到している。優勝決定後に撮影したカブスの集合写真から川崎の顔だけを切り抜いてツイートしたファンは「(ブルー)ジェイズ・ファン、これを楽しんでくれ。カワサキがワールドシリーズに行くぞ」と歓喜。その他にも、数多くの声が寄せられている。

「カワサキの酔った姿を映したビデオが今すぐ見たい」
「カワサキのインタビューが見たい!」
「世界はカワサキの祝福動画を待っている」
「カワサキのためにもカブスに勝ってもらいたいな。彼はトロントではファンのお気に入りだったから、彼にリングをとってもらいたい」
「おめでとう、カブス! カワサキは今夜ブッシュパーティーだろうね」
「WSはカブスを応援する。理由は1つ。カワサキがいるから」

 試合に出るチャンスがなくても、ファンにここまで愛される川崎は貴重な存在。川崎支持=カブス支持の声を後押しに、108年ぶりのワールドシリーズ優勝を果たし、優勝リングを手に入れたい。