初日挨拶に立った橋本愛と宮崎あおい

写真拡大

 橋本愛と宮崎あおいが母娘役で初共演した映画「バースデーカード」が10月22日、全国145スクリーンで公開初日を迎え、橋本と宮崎をはじめ共演のユースケ・サンタマリア、須賀健太、中村蒼、子役の篠川桃音ちゃん、星流くん、メガホンをとった吉田康弘監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。

 亡き母・芳恵(宮崎)から毎年誕生日に届く手紙に元気づけられながら、紀子(橋本)が精いっぱい人生を歩んでいく姿を描いたヒューマンドラマ。この日は物語になぞらえて、橋本&須賀&中村が思いをつづった手紙を読み上げた。

 橋本は、宮崎にメッセージを宛てた。「母子という設定にも関わらず一緒にお芝居をする機会がほとんどなく、悔しい思いをしましたが、だからこそ対面するワンシーンは貴重で、宝物のような時間になりました。時が止まったかのような空間のなかで、宮崎さんの手が目に入り、とても繊細で深い愛情を感じました。この手で紀子は抱きしめられたり、頭をなでられたり、手を繋いできたのだと、あるはずのない記憶が呼び起こされるようでした」。そして「一緒にキャンペーンを回っていて、宮崎さん自身がとても愛情深い人なのだと思いました。ずっと尊敬しています。いつか会話のお芝居が出来ますように、これからもよろしくお願いします」と続けると、宮崎も「こちらこそ、今後ともよろしくお願いします」と満面の笑みだった。

 一方で須賀は、父親役のユースケに対し「(撮影中)僕の舞台のスケジュールを細かく把握してくれていたときは、本当に父に応援してもらっている気分になり、僕もケンタ・サンタマリアに改名しようかと思いました」。ユースケは「やめたほうがいい、やめたほうがいい。ナオト・インティライミとかマツコ・デラックスとかいるから」とツッコミを入れ、宮崎は2人の丁々発止のやりとりにむせ返るほど爆笑していた。

 最後に、橋本は満場の客席を見渡し「今作はオリジナル作品。原作も特になく、手作り感満載です。オリジナル作品はすごく少なくなってきていますが、素敵な映画になった気持ちがとても強いです」と言葉に力を込める。「オリジナルでもここまでできるという勝負をかける気持ちで、全国に届けたいです」といい、「今日はたくさんの方々に見届けてもらって、ホッとしています」と感無量の面持ちで語った。