オトゥール&シャリーフが体当たり演技! (C)1990 Rink Anstalt(C)1997 Pueblo Film Licensing Ltd

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 「エル・トポ」「リアリティのダンス」の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーが1990年に発表し、26年の時を経て公開される幻の作品「ホドロフスキーの虹泥棒」の予告編が公開された。

 ピーター・オトゥール、オマー・シャリーフ、クリストファー・リーら映画史に名を刻む名優がキャスティングされた今作は、ホドロフスキー監督が長編第6作目として初のメジャー資本で完成させたもの。風変わりな大富豪の遺産をめぐり、甥(おい)とコソ泥が騒動を起こす様子が描かれる。

 今回公開となるのは、ホドロフスキー監督自ら監修を務めたディレクターズ・カット版。90年のヨーロッパ限定公開時には87分だった本編が、92分に編集し直され、さらにデジタル化によりホドロフスキー監督らしい詩情あふれる映像美が鮮やかに蘇っている。

 予告編では、飼い犬のダルメシアンをこよなく愛する大富豪ルドルフ(リー)の常識外れな日常の一端が垣間見える。複数のダルメシアンに発泡性のビンテージワインを飲ませるぶっ飛んだ行動に仰天。また、本作最大の見せ場である大洪水が富豪の甥メレアーグラ(オトゥール)とコソ泥のディマ(シャリーフ)を襲うシーンの一部も確認でき、必死に生き抜こうと協力し合う2人の姿が涙を誘う。

 「ホドロフスキーの虹泥棒」は、11月12日から東京・渋谷のアップリンクほか全国で順次公開。