すっぴん隠しで一日中マスクをする人もいるようだが…

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ファッション感覚や、落ち着くからといった理由でつけるなど、使う目的が多様化しているマスク。化粧は面倒だからマスクで顔を隠してすっぴんで出かける、という女性もいるそうだ。

だがツイッターやインターネット掲示板を見ると、長時間のマスク着用が肌に思わぬダメージを与えている可能性を指摘する書き込みがある。実際はどうなのか、マスクの製造会社に取材した。

「あご周りや頬が肌荒れしてます」との相談

ツイッターには、「精神凶器」を名乗るユーザーが2016年10月14日付で、「皮膚科の先生に...『長時間すっぴんにマスクしてたら蒸れて細菌増えるからね〜どうしてもマスクしたいなら1日2回くらい変えた方が良いよ〜』と言われて」と書き込んだ。丸1日着用しっぱなしは、避けた方がよいのだろうか。

マスクをしていたら肌荒れしたという報告が、ネット上で見つかった。女性向け掲示板サイト「ママスタジアム」には16年1月13日、冬場に風邪予防や乾燥対策で毎日8〜10時間マスクをつけていたら、「覆われてる部分、特にあご周りや頬が肌荒れしてます」という相談があった。使い捨てタイプで、毎日交換していたという。この投稿には、同じ経験をしたというユーザーが続々とアドバイスを寄せた。

「いっぱい入って安いやつってガサガサしてるからけっこう枚数入ってて50枚で800円くらいのちょっとはいいやつ使うようにしてましになった」
「ちょうどマスクがあたる部分にニキビできる。でも保湿ローションしっかり塗ると大丈夫」

顔の大きさに合わないものをつけると...

こうした肌荒れは本当にマスクが原因なのだろうか。不織布マスクを製造販売するユニ・チャームの広報室担当者にJ-CASTヘルスケアが取材したところ、

「顔の大きさに合わないものを長時間つけると、ゴムの締め付けによる刺激や、肌への過度な密着による汗・蒸れで雑菌繁殖を起こし、ニキビが悪化したり肌荒れしたりする可能性はあります」

とした。

マスクはレーヨンやポリオレフィンといった化学繊維のものと、綿、麻、絹のような天然繊維のものとで大きく分かれるが、「素材の違いだけで肌への影響が変わるとは、一概には言えないかと思われます。同じ素材を使用していても、加工方法の違いからメーカーごとに品質に差が出ることはあるかもしれません」(同担当者)。

ただ、同社には「肌荒れの報告がお客様相談センターに届くことはある」としながら、

「把握している限り、疾患や敏感肌が原因となっており、そうした事情のないお客様から肌トラブルが起きたとは聞いていない」

とも話した。

冒頭のツイートにも、「仕事柄1日8時間はすっぴんにマスク生活を何年もしてるけど割と平気」「マスク朝から夕方までつけても肌荒れしないよ」と、問題なく使っているとする反応が寄せられている。マスクそのものというより、使用者の体質や、サイズ・形の選び方に原因があるのかもしれない。