一日1箱タバコを吸うチンパンジー(出典:http://www.cbsnews.com)

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今年7月、北朝鮮・平壌の中央動物園がリニューアルオープンした。ハイテクを駆使した博物館が併設されるなど見所たっぷりの園内だが、そこで物議を醸しているのが1頭のチンパンジー。なんとタバコを一日1箱も吸うというのだ。

北朝鮮最高指導者だった金日成氏の掛け声のもと、1959年に建設された平壌の中央動物園は、金正恩朝鮮労働党委員長の提案で2014年から改修が進められ、今年7月24日にリニューアルオープンした。

園内ではゾウ、キリン、ペンギン、サルといったお馴染みの動物が見られるほか、ジャーマン・シェパード、シーズー、チワワなど様々な種類の犬が集められている「犬のパビリオン」があり外国からの訪問者に人気だという。またリニューアルに伴って自然博物館がオープンしており、ハイテクを駆使した宇宙や太陽系、地球生命の進化などのディスプレイがあり楽しめるようになっている。

40余りの動物舎にはスラムダンクができるサルや、そろばんで足し算や引き算ができる犬、屋内でスケートをしている人の頭の上にのるよう訓練されたハトなどもいるようだ。

その中でも特に人気なのが、19歳のメスのチンパンジー「アゼリア(韓国語では“Dallae”)」だ。アゼリアは飼育員にライターを投げてもらうと、自分でタバコに火をつけることができる。タバコを口にくわえ、ライターで火をつける仕草は人間と全く変わらない。

飼育員に促されたアゼリアは、立ち上がってタバコの煙を吐いてみせる。さらに鼻を触り、頭を下げて感謝をし、見物客にダンスを披露できるよう訓練されているという。

動物園には一日に数千人が訪れるとされており、タバコを吸うアゼリアの前には常に人だかりができる。飼育員は「アゼリアは一日1箱タバコを吸いますが、煙は吐くものの吸ってはいません」と主張している。しかし動物に有害なタバコを与えて見世物にしている園に対し、動物愛護団体からは激しい抗議の声があがっているようだ。

出典:http://www.cbsnews.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)