いくら食べても食べ足りない……これではダイエットは遠い夢ですよね。そんな人は満腹ホルモンの“レプチン”がきちんと分泌されていないのかもしれません。レプチンが働くにはビタミンDが必要になりますが、日光浴をすることでビタミンDを生成することができるのです。

満腹感を感じるホルモン“レプチン”の働き

食事をして満腹感があるのは、満腹中枢からの刺激で満腹ホルモンのレプチンが分泌されるおかげです。レプチンは、脂肪細胞で作られ視床下部に働きかけて食欲を抑える働きを担っているホルモンです。レプチンがうまく働かないと、食べても満腹感がなく食べ過ぎてしまうのです。食事を始めてからレプチンが働くまで20分位の時間が必要です。だから、ゆっくり食べることも、食べ過ぎを抑える秘訣なのです。さらに、肥満気味の人は、レプチンに対する反応が鈍くなり、レプチンが分泌されても脳が反応しなくなってしまいます。

“レプチン”が働くにはビタミンDが必要

体内でレプチンを生成するためには、ビタミンDが必要です。ビタミンDは魚類やキノコ類に多く含まれていますが、必要量が不足している人が多いのが現状で、特に肥満体の人ではビタミンDが圧倒的に不足していることも多いのです。ビタミンDは日光を浴びることで、体内で生成することができます。仕事などで室内にいることが多い人も、1日20分程度で十分なので、戸外で日光を浴びる習慣を付けましょう。すでに肥満である場合は、日光浴をしても、脂肪が日光の吸収を邪魔してしまいます。ジャンフードや油っぽい食べ物は避けて、魚やキノコなどを食べることはやっぱり大切ですね。

“レプチン”が働くには自律神経のバランスも必要

ホルモンであるレプチンがきちんと分泌されるためには、自律神経のバランスが取れていることも大切です。規則正しい生活をして過度なストレスを溜めないようにしましょう。間食が多い人や、空腹でもないのに食事をすると、満腹中枢が乱れてしまいます。ダラダラ食べはやめて、食事の前には空腹を感じるようにしましょう。また、睡眠不足は摂食ホルモンのグレリンの分泌を促進するため、食欲を増進してしまいます。


writer:岩田かほり