(写真提供=KLPGA)

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韓国で行われたアメリカ女子プロゴルフツアーのアジアシリーズである『KEBハナバンク選手権』。優勝したのは、スペインのカロルタ・シガンダだったが、韓国ではシガンダと最後まで優勝を争ったアメリカのアリソン・リーに大きな関心が集まった。

というのも、実はアリソン・リーは韓国とゆかりがある選手。リーの父親は韓国人とアイルランド系アメリカ人のハーフで、母は韓国で生まれアメリカに移住したニューカマー。リオ五輪でもニュージーランドのリディア・コーなどが“韓国系”ということで話題を集めたたが、アリソン・リーもかの国では “韓国系ゴルファー”として脚光を浴びたのだ。

レクシー・トンプソンらと並んで選ばれた!!

韓国のファンたちが何よりも注目したのは、そのルックスだ。

今年1月、アメリカのゴルフ専門サイト『ゴルフ・ドットコム』が、「ゴルフ界で最も美しい女性9人」という特集を組んだのだが、アリソン・リーはレクシー・トンプソンらと並んで選ばれ、そのグラビア写真が韓国でも大きな話題になったのである。

しかも、アリソン・リーはプロ生活を送りながらUCLAに在学中。同じく韓国系アメリカ人の女子プロで、スタンフォード大学に通いながらプロ生活を送ったミシェル・ウィーを引き合いに出しながら、“第二のミシェル・ウィー”と呼ばれてきた。

周知の通り、韓国では美女ゴルファーへの関心が高く、ユン・チェヨン、キム・ジャヨンら韓国美女ゴルファー神セブンなどはメディア露出も多く、人気も高い。そんな“神セブン”にも負けないルックスとアメリカで活躍する実力、さらに名門大学に在学中というプロフィールとなれば、人気が出ないわけがない。

世界各地で次々と出てくる韓国系女子ゴルファーたち

アリソン・リーは瞬く間に韓国でも有名人となり、今回の『KEBハナバンク選手権』では一時的ながら首位に立ったこともあって注目が集まった。“韓国の血を引くセクシー・グラマー”と称され、各メディアがこぞってアリソン・リーの人物紹介記事やインタビューなどを掲載したほどである。

『KEBハナバンク選手権』開催中はもっとも多くのギャラリーを引き連れ(韓国メディアでは数千人と報じられた)、ネット上ではアリソン・リーのエキゾチックなグラビアと、アン・シネが飾った男性誌『MAXIM KOREA』のグラビアを比較しながら、“美貌対決”も盛り上がった。アン・シネは海外移民の経験はないが、幼い頃にニュージーランドに留学していたこともあって、外見だけではなくプロフィール面でも比較しやすかったのだろう。

それにしても、あらためて感じるのはアリソン・リーや前出のリディア・コーだけではなく、オーストラリアのミンジ・リーなど、本家・韓国にも負けず劣らず、世界各地で次々と出てくる韓国系女子ゴルファーたちの多さである。

韓国ではかなり前から海外に移住する人々が多く、特に最近は韓国人の5人に1人が「移民を真剣に考えている」と答えているし、2014年6月に韓国の就職サイトが725人のサラリーマンを対象にした調査でも、97.4%が「ほかの国に移民したい」と答えているという。

今から注目しておきたアリソン・リー

そうしたなかでリディア・コーやアリソン・リーなどが世界各地で活躍するようにもなったのだ。以前、ミンジ・リーがプロ転向する前に彼女に話を聞くことがあったが、彼女もこんなことを言っていた。

「私は生まれも育ちもオーストラリアのパース。ティーチングプロだった母の影響で9歳の頃からゴルフを始めることになりました。韓国名はイ・ミンジ。ハングルは両親から学びましたが、英語のほうがラクです。オーストラリアには私のような韓国系オーストラリア人の女子ゴルファーが多く、これからどんどん世界に飛び出していくと思いますよ」

あのときはさほど実感がなかったが、アリソン・リーなどの活躍を目の当たりにすると、今後は韓国系女子ゴルファーたちもフォローしておくのも良いかもしれない。何しろイ・ボミの出現で日本でも韓国女子ゴルファーへの関心が高まってる。

日本ツアーQTも受験している前出のユン・チェヨンやアン・シネなどは日本にも固定ファンがいると聞くというだけに、KLPGAの人気ゴルファーたち同様、今から青田買い的に注目しておくのも悪くはないだろう。

(参考記事:イ・ボミ効果で注目され始めた韓国女子ゴルフ界の美女ゴルファーたち

(文=慎 武宏)