和楽器演奏に挑戦したももいろクローバーZの有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに(左から)/(C)NHK

写真拡大

11月3日(木)朝10時5分から、ももいろクローバーZ(ももクロ)の特番「ももクロ和楽器レボリューションZ」がNHK総合で放送される。

【写真を見る】ももいろクローバーZが和楽器演奏で熱唱/(C)NHK

同番組は「和のアイドル」であるももクロが進行役を務め、「和楽器」テイストを楽曲に加えることで、現在の音楽界に“レボリューション”を巻き起こすことを目指す。

ももクロのライブで太鼓を担当するヒダノ修一らが、太鼓、津軽三味線、箏、尺八、篠笛、小鼓、締太鼓、コーラスによる特別バンド「WRB」(和楽器レボリューションバンド)を、この番組のために結成。

ももクロが「行くぜっ!怪盗少女」を、デーモン閣下がDeep Purpleのカバーとなる「Burn」、ナオト・インティライミが「Overflows〜言葉にできなくて〜」、May J.が「Let It Go〜ありのままで〜」を、WRB用に編曲された番組オリジナルバージョンで披露する。

また、百田夏菜子が太鼓、玉井詩織が津軽三味線、佐々木彩夏が箏(十七弦)、有安杏果が尺八、高城れにが篠笛に挑戦。「ももいろ太鼓どどんが節」を演奏した。

収録を終え、高城は「和楽器は、夏のライブなどで演奏してくださったりしていたので、きれいな音色だなって思っていました。でも、自分が弾くとなると難し過ぎました。音自体が出ないし、曲に合わせて音色を出すとかも考えられなくて。あらためて奥が深い楽器、日本特有のきれいな楽器だなって思いました」と感想を語る。

また、玉井は「私たちは元々“和”をモチーフにしたグループなので、初期の曲には和楽器の音がよく使われているんですね。でも、自分で触れる機会って今までなかったので、すごくうれしかったです」と笑顔。

百田も「私は太鼓をやらせていただいたんですけど、リズムとか思っていた以上に難しかったです。音がはまった時の『こんな気持ちいいんだ!』っていうのを初めて体感できたのはうれしかったです」と興奮気味に話した。

佐々木は「ヒダノさんにはいつもお世話になっているので、一緒にできてうれしかったし、心強かったです。ライブで会うたびに『(ももクロの)みんなも和楽器に触ってくれたらいいな』って話をしたことがあったので、それが実現できたのがうれしかったです」と、ライブでの裏話を披露。

有安は「和楽器の音だけに着眼して聞いたことがなかったので、和楽器だけでやるとこんなに化学変化が起きて、面白いなって思いました。和楽器の魅力は(洋楽器の)バンドとかでは出せない、日本の“和”というか、日本としての伝統的な魅力が音にあるなって思いました」と振り返った。

和楽器演奏で歌った「行くぜっ!怪盗少女」については、百田が「テンポが変わっているわけじゃないんですけど、ゆっくりに感じるというか。太鼓の重さだったり余韻が、私たちの体感的にもいつもよりゆっくりに感じて、不思議でした」と明かす。

玉井が「和服を着ると背筋がシャキッとするみたいな感じで、和の音だと心がすっとなって、清らかになりました(笑)」と話すと、百田も「無邪気な曲がすごく品のある感じに(笑)。大人になったみたいな感じがしました」と続いた。

おのおのが演奏に挑戦した和楽器について、有安は「私は尺八って言われた時に、触ったこともない楽器だったのでびっくりしました。まず音が出なかったです。歌が歌いたいのに声が出ないみたいな、そういう気持ちだったので、とにかく音が出るようにという思いで頑張りました」と告白。

また、太鼓に挑戦した百田は「昔、地元の祭りで山車の太鼓をたたいたりしたことはあったんですけど全く違って、ヒダノさんたちが出す音と同じ音が出ないんですよ。角度とか、いいリズムではまるとか(理由は)あると思うんです。最初は単純そうに見えたんですけど、全然格好よくできなくて考えました」と苦労した点を語った。

「ゲームの『太鼓の達人』を兄弟でやったことはある」という百田のコメントには、佐々木が「私たち、CMもやってるしね(笑)」とツッコミを入れていた。

“ももクロのアイドル”佐々木は「箏は和楽器の中でも女の子らしい楽器。しなやさかだったり、滑らかな音色を出す楽器だと思います。座って弾く楽器なので、背筋をしっかり伸ばしたり、あと私は集中すると口が開いてしまうので、口を開けないので弾く練習とか、最後にカメラにニコって“決め顔”をする練習とかしました」と“あーりん節”。

有安は「尺八って太いので、私の指では穴をふさぎきれなくて、音が逃げちゃうんです。なので、木くずとかを詰めてもらって、穴の大きさを私の指のサイズにしてもらうことから始まりました(笑)」と、“小さな巨人”らしいエピソードも。

さらに、玉井は「他のメンバーがやっている楽器もやってみたいと思ったので、(次に機会があれば)メンバーの中でシャッフルしてみたいです」と希望。「私は篠笛をやりたいです。空き時間にれにちゃんから借りて、音が出るまで吹いてました(笑)」と明かすと、高城が「本番前なのに私から取り上げて『いい? いい?』って(笑)、玉井さんがずっと吹いてました」と不満を漏らしていた。

ももクロは11月にアメリカ・ハワイ、ロサンゼルス、ニューヨークでライブを行う。佐々木は「日本人でも和楽器ってすてきだな、日本の音楽ってすてきだなって感じたので、(アメリカで)和楽器の演奏はできないかもしれないけど、きょう学んだ和の心というか、感じたことを、アメリカの皆さんに何か伝えられたら」と、今回の経験を今後の活動に生かしていくことを誓った。