U-19日本代表は前半17分、FW岩崎悠人のゴールによって先制

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[10.20 AFC U-19選手権GL第3節 日本 3-0 カタール]

 U-19日本代表は20日、17年U-20W杯(韓国)への出場権を懸けたAFC U-19選手権バーレーン2016のグループリーグ最終節でカタールと対戦。FW岩崎悠人(京都橘高)とMF三好康児(川崎F)、CB冨安健洋(福岡)のゴールによって3-0で勝った。2勝1分とした日本はグループC1位と準々決勝進出を決定。日本は勝てばU-20W杯出場の決まる準々決勝(24日)でグループD2位のチームと戦う。

 日本は第2戦を終了した時点で1勝1分。大会規定により、自力でグループリーグ2位以内と決勝トーナメント進出を決めるためには前回王者・カタールに勝つか、2-2以上で引き分けるしかなかった。その日本は3-0快勝。イエメンを含む激戦区を1位で突破し、“運命の”準々決勝へ駒を進めた。

 日本は0-0で引き分けたイラン戦から先発4人をチェンジ。右SBに藤谷壮(神戸)、ダブルボランチの一角に市丸瑞希(G大阪)、そして左MFに三好、そして2トップの一角として岩崎を起用。4-4-2システムのGKは小島亨介(早稲田大)で4バックは右SB藤谷、CB冨安、CB中山雄太(柏)、左SB舩木翔(C大阪U-18)。中盤は坂井大将(大分)と市丸のダブルボランチで右MF堂安律(G大阪)、左MF三好。2トップはFW小川航基(磐田)と岩崎がコンビを組んだ。

 日本は立ち上がりからアグレッシブな攻守。市丸が狭いDF間へ縦パスを通し、SBも攻撃にかかわるなどカタールを押し込んで試合を進める。10分に堂安が左足ミドルを放つなど先制点を目指す日本は17分に先制点を奪う。三好がハーフウェーライン付近からDFラインとGKの間にクロスを入れると、カタールDFが不用意な処理。小川に詰められたGKが何とか手で叩いたが、それにフリーで走り込んだ岩崎が左足でゴールヘ流し込んで先制した。

 今大会初先発の岩崎のゴールによって先制した日本は18分にも舩木の左クロスを小川がヘディングシュート。GKの逆を突いたが、シュートはクロスバーを叩いた。市丸の右CKから中山がゴール右隅に叩き込んだヘディングシュートがオフサイドによって取り消される不運があったものの、GK小島の好セーブや鉄壁の守りを見せる中山と冨安中心に相手の攻撃を阻止した日本は45分にスーパーゴールで追加点。市丸の右CKのこぼれ球に反応した三好がPA外側から左足を振り抜くと、弾丸ライナーの一撃はほぼ正面へ飛んだGKも反応することできない軌道でゴールネットへ突き刺さった。

 後半開始からカタールは勢いを持って反撃。日本はPA近くまで持ち込まれるシーンが増えたが、中山や堂安、藤谷が落ち着いた対応を見せて得点を許さない。そしてセットプレーから3点目を狙う日本は17分、三好の左FKからファーサイドの小川がヘディングシュート。これは左ポストを叩いたものの、跳ね返りを拾った冨安が豪快な左足シュートを突き刺して3点差とした。

 日本は直後にこの試合で警告を受けていた坂井、堂安に代えてMF原輝綺(市立船橋高)とMF遠藤渓太(横浜FM)を投入。市丸や原、最終ラインの好守に支えられた日本はゲームを完全にコントロールして攻めると、藤谷の右クロスから小川が決定的なヘディングシュートを放つなど4点目のチャンスをつくり出す。30分には小川をFW岸本武流(C大阪)へチェンジ。戦意の落ちたカタールを攻め立てる日本は藤谷や舩木がミドルシュートを打ち込むなど最後まで攻め続けた日本が、引き分けでも敗退の可能性のあった大一番で快勝を収め、世界切符を懸けた準々決勝へ弾みをつけた。