映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』公式サイトより。

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 ドラマ、動画配信、コミック、SNS、音楽、映画と独自の世界観を創り上げ、大きな話題を呼んでいるEXILE TRIBEの総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」。今年7月に公開となった映画『HiGH&LOW THE MOVIE』は、従来のLDHファンはもちろん、一般層からも人気を集め、9月末までに興行収入20億を突破し大ヒット作となった。

 そんな盛り上がりの中、なぜか「HiGH&LOW」とは関係がなさそうに思える「ミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)」のファンが、映画に出演するTAKAHIRO(EXILE)に激怒しているという。

 なんでもTAKAHIROは、今月8日から公開された映画第2弾『HiGH & LOW THE RED RAIN』で、登坂広臣(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)とともに、俳優の斎藤工と兄弟役で共演を果たしたことについて、「週刊女性PRIME」のインタビューで、「僕は、初めましてだったんですが、登坂(広臣)は以前から親交があったみたいで……」「工さんが合流されたときは、『やっとお会いできた』という感じでした」とコメント。さらに先月21日に都内で行われた完成披露舞台では、「ミーハー心がくすぐられるというか。テレビで見ている斎藤工さんが俺らの長男かと」と斎藤に対する思いを語っているのだが、この“初対面”発言が、テニミュファンから反感を買っているという。

『テニミュ』といえば、「若手俳優の登竜門」とも呼ばれている大人気2.5次元ミュージカル。現在大ブレイク中の斎藤も23歳の時に、主役校の青春学園ライバル校であり、原作コミックでも絶大な人気を誇る氷帝学園の初代キャストとして『テニミュ』に出演。クールでポーカーフェイスな「千の技を持つ天才」忍足侑士役を演じ、人気を博した。

 一方で、人気グループ「EXILE」のメインボーカリストとして活躍するTAKAHIROもまた、実は『テニミュ』に深い関わりがあったのだ。

 TAKAHIROは、2006年8月に日本青年館にて上演された『テニミュ』の「Advancement Match 六角 feat. 氷帝学園」公演に、青学の3代目キャストとしての出演が決まっていたのだ。実際に『テニミュ』公式サイトにある公演バックナンバーを見ると、「CLOSE UP」というコーナーで、同じ青学3代目キャストとともに「海堂薫役 田粼敬浩(本名名義)」として、インタビューに応じており、『テニミュ』に対する意気込みを語っている(今もそのインタビューは確認することができる)。

 しかし、彼は初日公演の10日前、体調不良を理由に舞台を急遽降板。そして、2006年7月から行われていた新ボーカルオーディション「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 〜ASIAN DREAM〜」に参加。最終審査を勝ち抜き、EXILEの「TAKAHIRO」として活動することに(彼の代役として、前公演で海堂役を卒業していた青学2代目の鯨井康介が演じている)。この突然のテニミュ降板とEXILE加入の流れは当時、大きな話題となり、ファンから批判が相次いだ。

 しかも、この六角公演には、斎藤が忍足侑士役として出演していたため、今回のTAKAHIROの“初めまして”発言を受けて、「顔合わせくらいしてたでしょ10年前に」「あなたがテニミュをドタキャンしてEXILEにいかなければ10年前には共演できてましたけど!?!?!?」と、一部のテニミュファンの激怒を買ってしまった……というわけだ。

 一方で、TAKAHIROファンからは、「10年前の事をグチグチ言うのもどうかと思う」「そりゃテニミュよりEXILE取るでしょ」と反論の声も上がっているが、「きっちりEXILEのオーディション受けます→受かったからすみませんそっちに入ります。って言ってたらこんなにみんな怒ってない」「EXILE選んだTAKAHIROといま同じ舞台踏んでるのがテニミュからのし上がった斎藤工だからすごいしテニミュを卑下するなよ」「そもそもあの発言がなければ今更こんなに炎上することもなかった」と、テニミュファンとLDHファンが対立状態に。

 2人の共演に「海堂と忍足が夢の共演を果たしているハイアンドローレッドレインをなぜ見ない?」と好意的な意見もあるようだが、「TAKAHIROがいるせいでハイロー見れない」という声も上がっている。10年経った今でも、『テニミュ』ファンが負った傷は癒えないようだ……。