Doctors Me(ドクターズミー)- 日常で起こる赤ちゃんの身近な事故...思わぬケガの応急処置と防止対策

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2016年10月15日(土)に発売された「ひよこクラブ」2016年11月号では、「身近な怖い事故から学ぶ赤ちゃんの守りかた」について特集されておりました。

ほんのすこし目を離してしまうだけで赤ちゃんは予想もしない行動に出ることがあり、思わぬ事故につながることがあるので注意が必要です。

今回は赤ちゃんの身近な事故の例から、起こりうるケガの応急処置や、防止対策を医師に解説していただきました。

ケース1:赤ちゃんが歯ブラシを持ったまま転倒しのどに刺さる


応急処置方法


赤ちゃんの状態、傷ついた場所を確認してすぐに病院に受診しましょう。救急車を呼んでもよいです。

治療方法


傷のある部位の確認とブラシの一部が残存していないかの確認、止血、消毒などが行われます。傷が開いていれば縫合などを必要としたり、呼吸管理を要したりすることもあります。

事故防止対策


歯ブラシ、箸やフォーク、鉛筆などあらゆる細長いもの、とがったものをできる限り赤ちゃんの生活空間から排除すること。深く入らない歯ブラシや、軟らかい材質のものなどが販売されているのでそういったものを使いましょう。

歩きながら歯磨きをさせないことととにかく目を離さないことを心がけることが大切です。

ケース2.赤ちゃんが寝がえりしてベット、ソファから転落


考えられるケガや症状


打った部分や強さによって、たんこぶができたり、脳内などで出血をしたり、骨折したりする場合などがあります。

応急処置方法


痛みのある部位、打った部位を確認し、はれているところや痛がっている部分を冷やします。

治療方法


たんこぶや軽い打撲であればそのまま自然に治癒することもありますし、病院での入院を含めた治療を必要とすることもあります。

事故防止対策


大きなベッドと思っていてもいつの間にか端まで移動して転落したという例は多いので、ベビーベッドなどに柵をきちんと上まで上げて寝せるようにしましょう。

高さのあるベッドなどに寝かせるときは、万が一の転落に備えて周囲にクッションや布団を敷いておくと良いです。

ケース3.赤ちゃんがテーブル上の風邪薬を誤飲


考えられる症状


含まれていいる成分により異なりますが、肝臓に大きな負担をかけたり体温が下がったりすることがあります。

応急処置方法


水を飲ませて吐かせてから、病院へ連れていきます。

治療方法


胃洗浄や全身状態の観察、コントロールや点滴などが行われることがあります。

事故防止対策


お薬は絶対に子供の手の届くところに置かず、きちんと管理しましょう。

ケース4.ドアを閉めた時、赤ちゃんがドアに指を挟む


考えられるケガや症状


指からの出血や、ドアの重さや挟んだスピードなどによっては爪がはがれたり、骨折している場合などもあります。

応急処置方法


状態を確認し、うまく動かせないようであれば冷やしながら病院を受診します。

治療方法


状態によって異なりますが、手術が必要になることもあります。

事故防止対策


指を挟まないように作られたセーフティーロックなどが市販されていますので、そういったものを使うとよいでしょう。

ケース5.赤ちゃんを乗せたまま自転車を置いておいたら、自転車ごと倒れる


考えられるケガや症状


転落の場合と同じく、打った場所によってさまざまなケガの可能性があります。

応急処置方法


打った部位を確認し、意識の有無や全身の状態を見て、異常があればすぐ病院に受診しましょう。

治療方法


打った場所によって異なりますが、神経所見を取り、全身の傷の有無を確認することが多いです。

事故防止対策


自転車に赤ちゃんを乗せたまま放置するのは絶対に避けましょう。また、自転車に赤ちゃんを乗せる際は必ずヘルメットをかぶらせてください。

ケース6.赤ちゃんが室内用のジャングルジムから転落


考えられるケガや症状


骨折や頭部外傷などが考えられます。

応急処置方法


全身状態を確認し、打撲やたんこぶなどがあれば冷却します。

治療方法


打った部位によって、経過観察で済む場合もありますし、大きなケガでは手術などを要することもあります。

事故防止対策


赤ちゃんが高い場所にいるときは常に支えられるように付き添うようにしましょう。

医師からのアドバイス

赤ちゃんの事故は毎年数多く起きており、避けられない場合もありますが、できるだけ社会全体で意識を高めて事故を減らしていきたいです。

(監修:Doctors Me 医師)