【北海道ダイニング ビッグジョッキ】元祖ラーメンサラダ

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札幌の名物グルメといえば、すぐに思い浮かぶのは「味噌ラーメン」。豚骨ベースのスープにうっすらラードの膜を張り、冷めないように工夫された伝統的な味噌ラーメン…もちろんそんな味噌ラーメンも食べてほしいのですが、ほかにも名物「麺料理」があるんです! 居酒屋や家庭で定番メニューとして並ぶ一品や、年季の入ったビアホールの名物メニュー、長年愛されるボリューム満点の中華。そんな3店を教えちゃいます。

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■ 北海道ダイニング ビッグジョッキ

まずはこちら。元祖ラーメンサラダ1000円(ランチタイムはドリンクバー付きで1100円)。地元民は愛着を込めて「ラーサラ」と呼んでいます。その名の通り、ラーメンとサラダが融合した一品で、札幌市内の居酒屋には大体置かれていますし、家でも普通に食べます。そんな「ラーサラ」の元祖がここ、札幌グランドホテル別館の1階にある、「北海道ダイニング ビッグジョッキ」。

誕生したのは1985(昭和60)年。夏期限定メニューとして出したところ近隣のビジネスマンに大受けし、グランドメニューに昇格したそう。こちらの「ラーサラ」はお皿にミニすのこが引いてあり、余分な水分が落ちることで最後までシャキッとした食感が楽しめるのが特徴。また、麺は「ラーサラ」のための特注品で、ドレッシングは中華とフレンチをブレンドした濃厚な味わい。キュウリのピクルスがトッピングされているのもポイントです。

そして、ディナータイムにはこちらのメニューもおすすめ。

北海道産じゃが芋“北あかり”ニョッキとベーコンのクリームグラタン700円。モチッとした食感で冬にぴったりのメニューですよ。

■住所:札幌市中央区北1西4 札幌グランドホテル別館1F■電話:011・261・3376■営業時間:11:30〜14:00(LO)、17:00〜21:30(LO)■休み:日曜※祝日の場合営業、月曜が休み■席数:126席

■ 米風亭(べいふうてい)

お次はここ。店名通り西洋のビアパブの雰囲気が漂う、老舗ビアホールです。年季の入ったやや背の高いカウンターや、古い映画のポスターがびっしり貼られた店内が印象的。こちらのお店でぜひ味わってほしいのが、写真上の油そば760円。道内外問わず、多くのミュージシャンや芸能人がとりこになったという一品なんです。中細の麺をゆでて、醤油ベースの特製タレに絡めたシンプルなメニューで、好みに合わせて酢やラー油をかけて味わいます。ちなみに、こちらのお店にはベルギーやドイツなど全部で13本もビールサーバーがあり、40種類以上ものビールが楽しめます。油そばと一杯、するつもりが2杯、3杯…なーんて、ぐいぐい酒がすすんじゃいそうですね〜。

ビールのお供にはこんなメニューも…

豚肉を塩漬けした、ハムのようなひと品、カスラー900円。ボリュームがあって、食べごたえも十分ですよ!

■住所:札幌市中央区南3西1 和田ビル1F■電話:011・271・7397■営業時間:11:30〜翌4:00(LO3:30)■休み:なし※年末年始は休み■席数:60席

■ 中国料理 布袋(ほてい)

ランチタイムともなればひっきりなしに客が訪れる人気の中国料理店がこちら。本格的な中国料理が手ごろな値段で、しかもボリュームたっぷりに味わえるとあって、地元民から熱い支持を受けているお店なんです。ぜひ食べてほしいのが、写真上のマーボーメン850円。1日に100杯以上出る日もあるという、大人気メニューです。大きなラーメン丼にたっぷりかけられた麻婆豆腐は、あえて山椒を加えずクセのない味付け。辛いもの好きな方は卓上の布袋自家製ラー油をかけて食べるのもオススメ。

ちなみに、北海道では醤油やニンニクで味付けして揚げた唐揚げを「ザンギ」といい好んで食べていますが、こちらのお店には美味しすぎると話題のザンギもあります。

見てください、このボリューム! しかも、7つ入って570円! そのまま食べてもOKですし、あっさり味のザンギタレを付けても絶品。これはマストで食べなければ…。

■住所:札幌市中央区南1西9-1■電話:011・272・4050■時間:11:00〜22:00(LO21:30)、水〜14:00(LO)、土・祝〜21:00(LO)■休み:日、第3土■席数:71席