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閲覧者のPCにフォントがインストールされていなくても指定したフォントを表示できるウェブフォントは、閲覧者の使用環境にウェブサイトのデザインが左右されないため非常に便利なのですが、アルファベットとは違い文字の種類が多いため日本語に対応したウェブフォントが少ないのも事実。そんな中、Googleが日本語フォント9種類をウェブフォントとして試験的に無料公開しています。

Google Fonts + 日本語 早期アクセス • Google Fonts + Japanese Early Access

https://googlefonts.github.io/japanese/



ウェブフォントとして利用できるようになったのは以下の9種類。もともとGoogleは独自開発したフォント「Noto Sans Japanese」を日本語フォントとして公開していましたが、今回はそれに加えて、「M+ FONTS」や「はんなり明朝」といった日本語フォントがウェブフォント化されています。



ということで、Googleが公開中の日本語ウェブフォントは以下の通り。

「日常的に使うための飽きのこない、それでいてちょっと気になるデザイン」という「M+1p」は、フォントの太さを7段階で変更可能です。



M+1pの角が丸みを帯びた「Rounded M+1p」は明るく伸びやかなデザイン。これもフォントの太さを7段階で変更可能です。



墨だまりを意識して作られたという「はんなり明朝」は女性的な明朝体。



少しほっそりした、角丸な明朝体「こころ明朝」は文字と文字の間の空間が広く手描きっぽい雰囲気。



本文用のフォントとして使いやすいよう作られた「さわらび明朝」。まだフォントは開発中であり、漢字は2250語が登録されています。



「さららび」のゴシック体である「さわらびゴシック」。くっきりとしていて、小さな字でも読みやすいようデザインされています。漢字は4469語が登録されています。



猫の肉球をイメージしたというカタカナフォント「ニクキュウ」。本文というよりは、印象をつけたい場所に大きな文字で使うのがよさそうなデザイン。



遊び心のあるひらがな・カタカナ対応のフォントが「ニコモジ」



Googleの主導により開発中のフォントファミリー「Noto」の日本語フォントが「Noto Sans Japanese」。なお、Noto Sans Japaneseは近いうちに全てのUnicodeに対応する予定とのこと。



なお、上記9種類のウェブフォントはまだ完全にはサポートされておらず、試験的に提供されている状態。Googleは今回の提供開始について「膨大な数の文字のデザインに要する時間や、大容量のフォント ファイルをウェブフォントとして提供する際に必要な技術的インフラストラクチャなど、日本語の書体デザインやフォント開発にはさまざまな課題が立ちふさがります。そこで、規格や技術の開発を進めると同時に、Google Fonts 早期アクセスを通じてデザイナーやデベロッパーの皆様に日本語のウェブフォントをお試しいただけるようにしました」と説明しています。