夜はライトアップも。紅葉を愛でに、山形のパワースポット・山寺「立石寺」へ

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“山寺”の通称で親しまれ、悪縁を切り良縁を結ぶパワースポットとして有名な「宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)」。山形県随一の景勝地でもあり、紅葉の名所として知られています。例年10月下旬から見頃を迎え、ライトアップイベントも開催。秋深まる山寺の魅力と、あわせて立ち寄りたいおすすめスポットをご紹介します。

開山から1100年を数える「名刹・山寺」

JR仙台駅から電車で約50分。JR山寺駅で下車し、みやげ店や飲食店などが立ち並ぶ商店街を抜けた先に、「宝珠山立石寺」の登山口があります。地元では“山寺”と呼ばれ、山の中に多数のお堂が点在していることが由来なのだそう。もっとも高いところにある「奥の院」までの道には、長い石段が続きます。その数は1015段とされ、一段一段上っていくことで煩悩が消滅するといわれています。

10月下旬からが紅葉の見頃です

山寺の紅葉の見頃は、例年10月下旬。モミジやイチョウなどが色鮮やかに紅葉し、山全体が赤や黄色に染まります。麓から山全体の紅葉を楽しむのはもちろん、頂上からの風景も格別です。せっかく訪れたのなら石段を上り、山の上を目指してみましょう。

長い石段を上りきった先には、日本三大灯籠に数えられる灯籠がある「奥の院」や、像高5mの金色の阿弥陀如来像が安置されている「大仏殿」などがあります。
なかでも、舞台造りの「五大堂」は紅葉を望むベストスポット。眼下にはのどかな町並みが広がり、鮮やかな錦色に染まった美しい山々が遥か遠くまで連なっています。天気のよい日は、澄み渡る青空と紅葉の美しいコントラストを楽しめますよ。

紅葉の時期にあわせ、山寺周辺では「宝珠山ライトアップ・光のロード」を開催。2016年は、10月23日(日)から11月6日(日)まで行なわれます。ライトアップされたお堂が夜の暗闇の中に浮かび上がり、日中とは違った神秘的な雰囲気に。また、山寺駅前から根本中堂までの道にはキャンドルが灯され、門前町がやさしい光に包まれます。

山形の秋の風物詩・芋煮が味わえる「楽水庵いずみや」

山寺の参道近くにある「楽水庵いずみや」は、山形の郷土料理が自慢の食事処。山形の秋の風物詩・芋煮が味わえるメニューが人気です。芋煮とは、里いもや肉、根菜類などをたっぷりと入れて煮込んだ鍋料理のこと。醤油味のつゆに牛肉を組み合わせるのが山形風です。
おすすめは、芋煮にそばや季節の小鉢などが付く「芋煮定食」(1500円)。肉はぜいたくに山形牛を使用しています。ほかほかの芋煮でおなかを満たして、体の芯から温まりましょう。

山寺名物・もろこしが人気の「菓子処 商正堂」

昭和4(1929)年創業の「菓子処 商正堂」は、まんじゅうや金つばなどに定評がある和菓子店です。山寺みやげの定番は、「山寺」の文字が入った「もろこし」(1枚80円・1袋700円)。小豆の粉や砂糖などを混ぜ合わせた生地を木型に入れて押し固め、炭火で2〜3時間乾燥させ表面を軽く焼いたお菓子です。小豆の香ばしさと、ほろほろとほぐれるような食感を楽しめますよ。

四季折々の美しい景色が楽しめる山寺。特に秋は、見事な紅葉を目当てに多くの観光客が訪れます。艶やかに色づいた紅葉と、ライトアップされた幻想的な風景を見に出かけてみませんか。

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