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JR貨物はこのほど、JR北海道が石勝線・根室本線トマム〜芽室間について「年内の復旧をめざします」と見解を示したことを受け、同区間の復旧に合わせて貨物列車の運転も再開するとの見通しを発表した。

JR北海道管内では、一連の大雨・台風被害の影響により、多くの路線で橋りょう・路盤流出などの被害を受け、一時は鉄路での都市間移動が困難な事態に陥った。その後、徐々に復旧が進み、現在は石勝線・根室本線の一部区間と2015年から運転見合わせが続く日高本線鵡川〜様似間を除き、列車の運転を再開している。

石勝線・根室本線の不通区間のうち、根室本線富良野〜東鹿越間は10月17日から運転再開。トマム〜芽室間についても、年内の復旧をめざすとの方針が今月13日にJR北海道から発表された。早期復旧を優先するため、本来は河川形状に合わせて橋りょうを架設すべきところ、他の河川の橋りょう改築工事で製作している仮線用の橋桁を転用することで工期を短縮。あわせて新得駅構内の引上げ線の有効長を見直し、橋りょう部を撤去することで橋りょうの数を減らすこととした。

JR北海道は復旧見込み時期について、降雨による河川の増水や気象条件によっては年内から変更になる場合もあると説明。これを受け、JR貨物も「詳しい運転計画については、復旧見込み時期が決まり次第、改めてお知らせ致します」と発表している。

(佐々木康弘)