シルク製品は、高級感のある柔らかな光沢としなやかで滑らかな肌触りが魅力ですが、とにかく扱いがデリケート。デイリーユースで買うにはちょっと勇気がいるお値段と手間の多さです。

でもそんなシルクの欠点を補って余りある、最先端の技術を取り入れたハイテクシルクがあるんです。

洗濯機で丸洗いできる。
しかもノーアイロン。

シルクに似せたファブリックなら、人絹と言われるレーヨンやアセテート、キュプラなどがこれまでもありました。でも、シルクと同様シワになりやすく、熱や水に弱く、手洗いには不向きでした。

このハイテクシルクも化繊ですが、仕立てた時のドレープ感やしっとりとした質感はシルクそのもの。じつはこれ、日本でつくられたハイテク繊維を使用しているそうです。シルクの欠点である水や熱への耐久性もあり、普通の洗濯機で洗え、乾燥機までも使用できるのだとか。

形状記憶性を持っているので、洗濯後のアイロンいらず、型崩れや着用ジワも付きにくくなっています。また、NASAの体温調節機能がある繊維技術を取り入れ、吸湿発汗性もあり。インナーとしてもつかえそうです。さらにシルクにはないストレッチ性もあり、腕や背中が突っ張るなんてこともありません。

このハイテクシルクを使えば、ガンガン洗えて、一日中着ててもビシッとしている、従来のシルクを超えるほどの1着ができるのだとか。

開発したのは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生3人

デイリーユースに特化したようなハイテクシルクですが、元々はオフィスで着ることを想定して作られたそうです。

開発したのは、ボストン拠点のアパレルブランド「Ministry」。2012年にマサチューセッツ工科大学の学生3人が立ち上げました。このハイテクシルクの開発には2年を費やしたそう。

元々はメンズライン展開のみの「Ministry」でしたが、働く女性たちに詳細な聞き取り調査をし、着用ジワや汗じみなどの問題を一つひとつ解消。科学的な分析や長時間に渡る着用テストを何度もこなし、デザインやファブリックを見直したレディースラインの展開にこぎつけたのだそうです。

オンラインショップを覗くと、メンズのシャツが95ドル、レディースが85ドルで展開中。日本の技術が使用されているということで、逆輸入してくる日も近いかもしれませんね。

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