中国メディア・今日頭条は14日、日本を訪れる前と日本にやってきて数年間生活してみて変化した、日本に対するイメージについて紹介する記事を掲載した。「日本が嫌いだったが、行ってみて好きになった」という劇的な話ではないが、その分リアリティがあると言えるかもしれない。(イメージ写真提供:(C)bee32/123RF)

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 中国メディア・今日頭条は14日、日本を訪れる前と日本にやってきて数年間生活してみて変化した、日本に対するイメージについて紹介する記事を掲載した。「日本が嫌いだったが、行ってみて好きになった」という劇的な話ではないが、その分リアリティがあると言えるかもしれない。

 記事は、日本に行く前の日本に対する印象として、「非常に規律を守る」、「環境保護を重視している」、「教育レベルが高い」、「静か」、「排外的」、「礼儀を重んじる」、「階級を重んじる」、「英語が下手」、「愛国的である」、「マンガが好き」、「アダルト産業が盛ん」という11点を挙げている。ポジティブなものもあればネガティブなものもあり、日本に対して特に偏ったイメージを持っていなかったことが伺える。

 そのうえで、この11点について印象がどう変わったかについて紹介した。規律については「習慣化している。ただ、誰かが守らないと、他の人も容易に破るようになる」との見方を示し、環境保護においても「確かに重視しているが、唯一の欠点はたばこの吸い殻をみだりに捨てることだ」と指摘している。

 一方、教育に関しては「文化のみならず、社会常識の教育もやっている」、静かさについては「話し声が小さいだけでなく、とても優しい」と評価し、排外的なムードは「思っていたほど深刻ではない。特に利害関係が絡まなければ、大部分の日本人は排外的ではない」と前向きに捉えた。

 このほか、礼儀は「相当重んじる」、階級意識は「敬語を除けば体験していない」、英語は「想像と違う。英語を使いこなす大学生はたくさんいるし、中国の学生よりレベルが高い。ただ、発音は悩ましい」、愛国は「そんな話をする若者はとても少ないのは、想定外だった」、マンガは「全く認識違い。マンガの事を知らない学生が多い」、アダルト産業については「そんなに儲かっていない印象。そして、中国のネットみたいにどんな話題でもエロを持ち出すような輩がいない」と論じた。

 日本に来る前の印象も決して悪くはないが、日本で生活したあとの認識の方が、当然ながら理解が深く、より「生きた印象」となっている。「赤信号、みんなで渡れば悪くない」的な風潮の存在や、散乱するタバコの吸い殻に対する指摘は、一理あるどころか「おっしゃる通り」と言わねばなるまい。マナーを守れる人がいる一方で、守れない、守ろうとしない人がいるのは、日本でも中国でも同じなのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)bee32/123RF)