読んで、食べて、心がスッと軽くなる。料理僧の深い言葉とレシピ集

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家庭、仕事、人間関係......どれも手を抜かずに頑張りたいけれど、そうもいかないのが現実。もっと心に余裕をもって、穏やかに生活できないのかな? と自己嫌悪になることもしばしば。そんななか、「一人で頑張りすぎていませんか?」「他人のことばかり気にしていませんか?」とやさしく問いかけてくれる本を見つけました。
心穏やかに暮らすヒントは「食」のなかに
浄土真宗東本願寺派緑泉寺の住職で、料理僧をされている青江覚峰さん。食を通じた仏教の普及に取り組んでいらっしゃる青江さんは、著書『お寺のしあわせごはん』のなかで、おうちで簡単に作ることができる精進料理のレシピを、仏様の教えとともに紹介されています。
『お寺のしあわせごはん』青江覚峰 / 1,296円(税込)
仏様の教えを実践するのはむずかしいことだと思っていましたが、誰にとっても身近な「食」のなかにそのヒントが隠されているのだそう。
たとえば、青江さんのオリジナル料理である「無明椀(むみょうわん)」というお料理は、がんもどきの上に型抜きしたニンジンをのせ、さらにその上にごく薄く切ったダイコンをのせたもの。食べる人は、ダイコンの下にニンジンらしきものがあることはわかるけれど、それがたしかにニンジンなのかはわかりません。
無明椀

賢い人とは、多くを知っている人ではなく、できる、知っている、わかっていると思うことほど、ますます注意深く見極めようとする謙虚な態度をとれる人です。
(『お寺のしあわせごはん』p.61より引用)

わかったつもりで本質がみえていない状態のことを、仏教では愚かであることを示す「無明」ということから誕生したお料理です。
精進料理ですから、もちろん肉や油は使わずヘルシーなものばかり。楽しく作って、おいしく食べながらその意味を知るうちに、心も体もスッキリできそうです。
[学研プラス]
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