沖縄野菜の端境期【根本きこの島ごはん】

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産直に行っても、あまり野菜がない。あるものといえば、島かぼちゃ、冬瓜(シブイーと言う)、青パパイヤ(野菜パパヤーと言う)、うりずん豆(四角豆)くらいだろうか。あとは、今年は島でとれるバナナが豊作だったので、島バナナ、三尺バナナ、台湾バナナ、野菜バナナと色々な種類のバナナが並んでいた。
島バナナはほんとにおいしいものは素晴らしくおいしい。バナナの域をゆうに超えるくらい完璧な味だ。そんな上等はぷっくりと太ってて皮が限りなく薄い。いちごのような酸味があり、甘みはカスタードクリームのよう。

青パパイヤは、ソムタムに限る。パパヤーは皮をむき、千切りに。すり鉢に干し海老、ニンニク、唐辛子を入れ潰す。ここにいんげん、ミニトマトも加え粗く潰す。ナンプラー、ココナッツシュガー(またはきび砂糖)、タマリンド(または梅干し)などで味をつけて、パパヤーとあえる。食べるときにサッと炒ったピーナツを加える。

他にもパパヤーは豚肉の切り落としとガビ(海老の塩辛)で炒めたり、豚の三枚肉と煮込んだりする。魚の切り身とフィッシュカレーにしてもおいしい。でも、そろそろ飽きてきたぞー。

毎年やってくる端境期。ほぼ毎日パパヤー、うりずん豆が続く。きっと沖縄県内には「うちも!」という声が一つや二つではないはずよ。島野菜だけで献立を作るとなると、もれなくこのような試練が待っている。
あ、そういや里芋があった! この間、たえちゃんとこ(大宜味村で野菜を作っている)から買ったんだった。ふー。助かった。
なので、今夜は里芋とパパヤーと豚肉の煮物、うりずん豆の天ぷら、島かぼちゃの自家製マヨネーズ和え、黒米入りの五分づき米にしよう。味噌汁の具は......かぼちゃだな(笑)

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