便器に被せて使用する(画像は発表資料から)

写真拡大

防災関連商品の製造を手がけるホクコン(本社・福井市)は、尿と便を分離した簡易トイレ「UDドライトイレ」を2016年10月3日から発売した。

尿と便を分離するとニオイが少なくなり、病原菌の増殖を抑えるなど衛生効果がある。水道や電気が止まった災害時でも、便器に被せるだけで使用することができ、洋式、和式どちらにも対応している。

同社の資料によると、「UD」とは「urine diversion」(し尿分離)の頭文字。尿は便と混ざり合うと病原菌が増殖しやすくなり、同時に悪臭を放つ。UDドライトイレは、尿を便と分け、消石灰を添加させて臭気を抑えられる。分離した便は可燃ごみとして焼却処分、もしくは土に戻せるため、処理量が激減する。尿も土壌に浸透させたり、水に薄めたりして肥料にも使える。家庭や企業での災害対策用に、また高齢者向け施設や病院でも役立ちそうだ。