学生の窓口編集部

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『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部「ダイヤモンドは砕けない」の実写映画化が発表されました。監督を務めるのは、さまざまな漫画・アニメ・ゲームの実写映画を手掛けてきた三池崇史監督です。みなさんは、三池監督が過去にどんな実写化作品を手掛けたのかご存じでしょうか? 今回は、三池監督の漫画・アニメ・ゲームの実写映画作品をまとめてみました。

●『サラリーマン金太郎』1999年11月公開

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三池監督が最初に漫画作品を実写化したのが、この『サラリーマン金太郎』でした。先にテレビ放送され好評を博していたテレビドラマの劇場版で、ドラマのシリーズ1とシリーズ2の間のストーリーという位置付けでした。

●『殺し屋1』2001年12月公開

次に手掛けた漫画の実写化作品が、『週刊ヤングサンデー』で連載されていた山本英夫原作の『殺し屋1』。浅野忠信や大森南朋という実力派俳優だけでなく、塚本晋也、SABUといった個性派映画監督たちも出演する話題作でした。

●『龍が如く 劇場版』2007年3月公開

人気ゲームシリーズ『龍が如く』を実写化した作品。主人公の桐生一馬を北村一輝が演じ、他にも岸谷五朗や哀川翔、遠藤憲一といった豪華な顔ぶれでした。ゲームの名越稔洋プロデューサーも出演しています。

●『クローズZERO』2007年10月公開

高橋ヒロシによる人気漫画『クローズ』を原作とした作品。この作品は完全オリジナルストーリーとなっており、原作の1年前の出来事が描かれています。主演に小栗旬、ヒロインが黒木メイサと豪華なキャストも話題になりました。

●『ヤッターマン』2009年3月公開

まさかの実写映画化ということで大きな話題となった作品。嵐の櫻井翔が主演を務め、ライバルのドロンボー一味のリーダー・ドロンジョに深田恭子が抜てきされるなど、キャスト陣も注目されました。キャラクターの再現度も高く、人気を博した作品です。

●『クローズZERO II』2009年4月公開

ヒットした『クローズZERO』の続編です。1作目と同じく原作漫画と異なるオリジナルストーリーとなっており、前作から8カ月後の出来事が描かれています。キャスト陣も前回と同じで、主演を小栗旬が務めました。

●『忍たま乱太郎』2011年7月公開


尼子騒兵衛原作の漫画『落第忍者乱太郎』、NHKで放送されている人気アニメ『忍たま乱太郎』の実写映画化作品。製作が発表された際は、『ヤッターマン』以上に話題となりました。個性的なキャラが数多く登場しますが、見た目の再現度が非常に高い作品でした。

●『逆転裁判』2012年2月公開

カプコンの人気ゲーム『逆転裁判』を原作とする映画。成宮寛貴や桐谷美玲、斎藤工といった人気の高い俳優・女優をメーンに配しており、またゲームのキャラクターならではの個性的な見た目も忠実に再現されている作品です。

●『愛と誠』2012年6月公開

『週刊少年マガジン』で連載されていた、梶原一騎原作・ながやす巧作画の学園漫画の実写映画作品です。過去に3部作として実写化されていますが、本作は歌謡曲やダンスを盛り込んだミュージカルチックになっているのが特徴。カンヌ国際映画祭でも話題になりました。

●『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』2014年2月公開

原作は高橋のぼるによる漫画作品。暴力団の潜入捜査をすることになった警察官の活躍を描いており、映画ではそのドタバタの活躍がより強調して描かれています。主役を務めた生田斗真の体当たり演技も話題になりました。

●『神さまの言うとおり』2014年11月公開

『別冊少年マガジン』で連載されていた、金城宗幸原作・藤村緋二作画の同名漫画を実写化した作品。失敗が死に直結する理不尽なゲームに巻き込まれた高校生の活躍を描いており、福士蒼汰、神木隆之介、染谷将太といった人気俳優が出演したことでも注目された作品です。

●『テラフォーマーズ』2016年4月公開

貴家悠原作、橘賢一作画の人気漫画『テラフォーマーズ』の実写化作品です。原作の「バグズ2号編」をベースに、一部にオリジナル要素を加えたストーリーが展開します。大変に人気のある作品だけに、どのような実写映画になるのか非常に注目されました。

アニメや漫画、ゲーム作品を原作とする三池崇史監督の映画をまとめてみました。他にも大塚英志原作・田島昭宇作画のサイコスリラー漫画『多重人格探偵サイコ』のテレビドラマでも監督を務めるなど、実に多くのアニメ・漫画・ゲームの実写作品に関わっています。

今後は、『ジョジョの奇妙な冒険』の4部だけでなく、『土竜の唄』の続編や沙村広明による人気漫画『無限の住人』の実写化作品の公開も控えています。これらもどのような内容になるのか、注目ですね。

(中田ボンベ@dcp)