クッションやぬいぐるみへのマウンティングは交尾行動ではない

ワンコは人間や他のワンコに対してマウンティングしますが、ぬいぐるみやクッションにマウンティングするのはどうしてなのでしょう?
マウンティングとは、哺乳類の雄が交尾時に馬乗りになって腰を振る行為です。

通常ワンコがするマウンティングの意味は3つ考えられます。

雌犬に対して行う繁殖のための交尾行動犬同士でコミュニケーションをとる手段自分の強さを誇示して優位に立とうとする

また、気の強い雌のワンコもマウンティングする場合があります。
こちらも相手より優位に立とうとして行います。

しかしクッションやぬいぐるみに対して行うマウンティングは、先に示した意味とは少し異なり、別の理由がある様です。

理由は5つ!

<物凄く楽しい時>

クッションやぬいぐるみで遊ぶのが好きで、楽し過ぎて興奮してしまい、その延長でマウンティングしてしまう。

<ストレス発散>

散歩時間が短い場合や、何らかの原因でストレスが溜まった場合。

<暇つぶし>

単なる暇つぶしでマウンティングする。

<飼い主が喜んでいると勘違い>

クッションやぬいぐるみにマウンティングすると、飼い主が騒ぐので、それを見て飼い主が喜んでいると勘違いしている。

<フェロモンを感じる時>

ワンコの嗅覚は数キロ離れている雌犬の発情フェロモンを感じ取る事が出来ますので、つい興奮してマウンティングしてしまう。
これは去勢済みのワンコも例外ではありません。

マウンティングを止めさせるには

マウンティングは動物の本能ですので、止めさせるには少々時間が掛かります。
しかし飼い主との主従関係を築くためや、他人に迷惑をかけない様にするためには止めさせなくてはならないでしょう。
大切なのは、まず愛犬との主従関係,信頼関係を築かなくてはなりません。
この二つがないとマウンティングを止めさせるには非常に時間が掛かります。

ではどの様な方法で止めさせるのでしょうか?

<ぬいぐるみ,クッション,毛布,布団などへのマウンティング>低い声で『ダメ』や『いけない』などと言って叱り対象物を取り上げる。音を立てて驚かす(笛の音やテーブルを叩く音など)<飼い主,他人,他のワンちゃんへのマウンティング>腕や足に抱きついて来たら、その瞬間サッと振り払う。繰り返し抱きつて来たら振り払って数分間無視する。(5分が限度)無視の時間が長いと犬にストレスが溜まる場合があります。どうしても止めない場合は席を立って数分間(5分程度)部屋を出る。他人へのマウンティングも低い声で『ダメ』や『いけない』と言って対象者から愛犬を引き離す。他のワンちゃんへのマウンティングについても、他人へのマウンティングと同様『ダメ』や『いけない』と言って対象犬から愛犬を引き離す。<私独自の止めさせ方>

私の愛犬も若い頃、クッションにマウンティングをしました。
それだけでなく、時には私にもマウンティングをして来ることも。

私の場合は叱るのではなく、ある言葉を掛けて止めさせました。
私の愛犬はマウンティングが始まると決まっておちんちんが出てしまうのですが、おちんちんが出ると、しばらくマウンティングを中断してから落ち着くとまた再開していました。
どうやら非常に違和感があるらしく気分が悪い様でした。
それを利用して掛けた言葉は、表情を強張らせながら『おちんちん痛くなるぞ』と『あっ!真っ赤っ赤』の2つです。

たぶん愛犬はマウンティングをすると、この2つの言葉と同時に私の表情が変わる事で、マウンティングはいけない事だと学習したのだと思います。
それからと言うもの、マウンティングをしようとしても、この2つの言葉を掛けると止める様になりました。

この方法は私独自のやり方ですので他のワンちゃんに通用するか分かりません。
しかし、何らかの言葉を掛けて試してみるのも良いのではないでしょうか。

最後に

野生に生きる動物ならマウマウンンティングは当たり前の行動です。
しかし人間界で生きる犬は、人間が決めるルールに従わなければなりません。
ある意味では自由を奪う事になります。
でもそれが愛犬にとって幸せに繋がるのですから、それはそれで仕方がないと思っています。
私が言う愛犬にとっての幸とは、躾ける事でいくつもの自由を奪うのですから、その分私から愛情をたくさん貰えると言う事なのです。

愛犬はもう9歳ですので昔の様に素早く動き走る事は出来ません。
ですので、ここ数年は散歩のみでドッグランに連れて行っていません。
その代わり、週に1度キャリーバッグに入れてママチャリでサイクリングに連れて行きます。
とても嬉しそうに過ぎ行く景色を見ている愛犬を見ていると、何だかとてもか侘しくなります。
それは、私よりも数段早く衰えて行く寂しさからです。

私はこの子が『虹の橋』を渡ったら間違いなくペットロスになるでしょう。
正直言って、その日が来るのが怖いです。

確かに私は子供の頃から犬が好きでしたが、この子と出会ってからはその度合いが大幅にレベルアップしてしまいました。
ですから、これからも全身全霊を傾けて愛情を注いで行くつもりでいます。