最新戦闘機F35Aや人工衛星の共有プラットフォームなど航空宇宙展で気になった展示物をレポート

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10月15日まで東京ビッグサイトにて行われていた「2016年国際航空宇宙展」。ボーイングやエアバス社などの航空産業や、IHIやJAXA、三菱重工などの宇宙産業などの企業が一堂に会し自社技術や製品の展示などが行われておりました。

【ギャラリー】japanaerospace (61枚)



もっとも人気があった展示は、航空自衛隊に初号機が納入されたばかりのF35A LIGHTNING2のモックアップ展示でした。

平日でも1時間以上並ばないとコクピットには座れないという人気ぶりで、コクピットに座った人はパイロットになりきって思い思いに写真を撮ったり、操縦桿を握ったりと楽しんでいました。

モックアップといっても細部まで作り込まれた実物大の模型ですので、迫力は充分。
筆者もコクピットの座り心地を堪能してきました。

その他、F35に採用された脱出シートやオプション、装備類などF35に関係する展示が多く見られました。

会場内で関心を引いたのは、三菱電機の人工衛星プラットフォーム「DS2000」でした。人工衛星の開発と製造は、多額の資金と時間が必要ということですが、その一因は一から作るフルスクラッチによるものなのだそうです。

DS2000は、自作パソコンの筐体のようにフレームや電源など、基本的なモジュールは用意されており、都度の用途に応じて組み合わせることで求める機能を実現します。

そのことにより、従来よりも開発の費用と時間を短縮することが可能になり、日本だけでなく外国からの受注も勝ち取るなど、日本の宇宙事業における競争力の向上にも貢献しているということです。

以前取材したひまわり8号、9号に関してもこちらのプラットフォームが使用されているということで、開発期間の短縮やコスト削減などに貢献したということです。

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