日本の文化や習慣は古代中国から大きな影響を受けたが、日本の文化や習慣には中国人にとって理解に苦しむものもあるようだ。実際に日本に何年か住んで初めて理解できる習慣もあるという。中国メディアの簡書は14日、日本に留学していたという中国人が紹介した日本独自の習慣について伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本の文化や習慣は古代中国から大きな影響を受けたが、日本の文化や習慣には中国人にとって理解に苦しむものもあるようだ。実際に日本に何年か住んで初めて理解できる習慣もあるという。中国メディアの簡書は14日、日本に留学していたという中国人が紹介した日本独自の習慣について伝える記事を掲載した。

 記事は、日本独自の習慣のうち特に印象的だったものとして、日本人の「挨拶」を挙げた。日本では、学校でも会社でも会った人に挨拶するのは常識だ。教師、生徒の別を問わず友人でも親しくない人に対しても「おはようございます」、「お疲れ様」、「お先に失礼します」といった挨拶は礼儀として行われるし、手紙やメール、電話でも「お世話になっております」、「今後ともよろしくお願いたします」という一文は欠かせない。

 だが中国人からすれば、こうした挨拶は「意味がない」だけでなく、「心がこもっていない」言葉に感じるという。しかし、このような「意味のなさそうな挨拶」をすることで、「場を温めたり、居心地の悪さを軽減してくれたりする」日本人の知恵に気付いたとしている。これはメールでも同じで、「ニーハオのあとすぐに本題に入る」中国の習慣と違い、気持ちを和やかにしてくれると称賛した。

 もう1つは、新年などに「カードや手紙でコミュニケーションを取る」ことだ。近年は年始の挨拶をメールで済ます人も増えているが、今でも年賀状を送る日本人は多いだろう。こうした習慣は中国にもかつてはあったというが、今は「SNSにスタンプを貼って終わり」で、手書きの年賀状で普段交流の少ない親戚や友人に挨拶する日本人の習慣を「心がこもっている」と称賛した。

 記事も指摘しているとおり、挨拶に関する日本と中国の習慣は大きく異る。中国では関係が親しくなるほど、挨拶をしない傾向がある。「ありがとう」と言うことは、場合によっては「よそよそしい」と受け止められ、相手の気分を害する場合もあるほどだ。こうした中国の習慣と比較すれば、日本の挨拶は「形式上」のものが多いようにも見える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)