中国には家に入るときに外履きを脱いでスリッパに履き替えるという家庭もあれば、外履きや上履きという考え方がなく、靴を履いたまま室内に入るという家庭もある。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国には家に入るときに外履きを脱いでスリッパに履き替えるという家庭もあれば、外履きや上履きという考え方がなく、靴を履いたまま室内に入るという家庭もある。

 従って、外から室内に入るときに靴を脱ぐ、もしくは履き替えるという日本では日常的な習慣を不思議に思う中国人もいるわけだが、中国メディアの今日頭条は16日、「なぜ日本の学生は学校内に入るときに靴を履き替えるのか」というテーマについて論じる記事を掲載した。

 記事は日本の生徒たちが靴を履き替えるのは、校内の清潔さを保つためという理由以外に「すべての人を平等化する」という目的もあると説明。「校長、教師、一般の学生すべて例外なく上履きに履き替えなくてはならない」としたうえで、同じ上履きを履き、すべての生徒が校内清掃に参加すると説明した。

 さらに、生徒たちが皆一律で同じ上履きに履き替えることは「団体行動」の1つであり、「団体行動を重視するという日本の考え方は、本当に小さなころから養われているのだ」と驚嘆の念を示した。

 屋内に入るときに上履きに履き替えるという日本の習慣そのものには、「人を平等化する」という目的はないはずだ。しかし記事は学校という1つの社会のなかで、すべての生徒、教師が立場に関わらずに靴を履き替えるというルール下に置かれることによって、人はみな平等であるという意識を育て、他人の権利や団体の利益を尊重する精神が日本社会に育まれるという見方を示している。

 記事の主張は多少大げさだが、これは恐らく中国人から見れば学校で靴を履き替えるのはかなり違和感を覚える習慣であるため、日本の学校では人を平等化するという目的から「意図的に」こうした規則が採用されているように感じるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)