発売から半世紀近く。“チョコレートのロッテ”が密かに冬季限定販売を守り続けてきたド定番商品『Bacchus』『Rummy』が静かなブームを呼んでいるようだ。もちろん、記者も何度も口にしてきたこれらの洋酒入りチョコに、いまフォーカスを当ててみた。

■洋酒とチョコの組み合わせが絶妙でほろ酔い気分に。いつのタイミングで食べたらいいのか悩む!?

 

株式会社ロッテ(東京都新宿区)の『Bacchus』(12粒入り・実勢価格 税抜200円・2016年9月27日発売)『Rummy』(2本入り・実勢価格 税抜200円・2016年9月27日発売)は、それぞれ1964、1965年から冬季限定で販売されている定番のチョコレート菓子だ。おおむね、翌年の2月ごろまで販売されており、知る人ぞ知る存在であった。

 

それが今、静かなブームを迎えているという噂を耳にして、改めて今、このタイミングで試食してレポートしてみたいと思う。

「Bacchus」は粒タイプ。中にはブランデー(コニャック51%)が閉じ込められていて、アルコール分は3.2%。

一方「Rummy」は細長い板チョコタイプで、ラムレーズンと生チョコが中に閉じ込められている。こちらはアルコール分3.7%。このアルコール分が、どれほどの影響を身体に及ぼすか想像つかないが、パッケージには「お子様やアルコールに弱い方、妊娠・授乳期の方、運転時などはご遠慮ください」と明記されている。

 

では、まずは「Bacchus」から実食!

一口サイズの粒チョコ。割ってみると、中からブランデーが流れ出る。慣れ親しんだ味。これは非常に“お酒感”があるチョコレートで、確かにアルコールが苦手な人ではつらいかもしれない。

続いて「Rummy」を食べてみる。割った感じは、あまりお酒を感じられない。しかし、口に含むとラム酒のフルーティーな風味が鼻に抜け、酒好きの記者には心地よい。

 

■まとめ:けっこうアルコールを感じられるので、食べるタイミングが難しいかも…

「Bacchus」「Rummy」とも、これはチョコレート菓子とは言え、ガッツリ“お酒感”のある大人向けの商品だ。どちらが優れているというのはなく、あくまで好みの問題。パッケージの注釈どおり、確かにお子さまにはオススメできないし、酒に弱い人なら酔っ払ってしまうだろう。当然、仕事中のOLがちょいとつまむといった食べ方にも向かない(酒飲んでも仕事になる会社なら別だが)。

ということは、これはいったい、誰がいつ食べるものなのだろう。例えば、夜、洋画DVDを観ながらワインと一緒に……、いや、酒 on 酒で酔いが回るのが早くなってしまう。酒のおつまみとしては成立しない。つまり、ガッツリ飲む気にはならないけど、ちょっとホロ酔い気分を楽しみたいというときに嗜むものなのかもしれない。こうも食べるタイミング、人を限定された商品だから、数多のチョコレート商品を販売するロッテでもメインストリームになれないのだろう。肝心の味は、長く売られてきた商品だけあって手堅く、ハズシのない美味しさであることは付け加えておきたい。