インテルは17日、キャプテンを務めるFWマウロ・イカルディに内規違反で処分を科すと発表した。

23歳の若さで名門インテルの主将を務めるイカルディは先週、自伝を発売した。だが、その中に書かれた2015年2月のエピソードが「ウルトラス」と呼ばれるサポーターの怒りを買ってしまう。「ウルトラス」はイカルディを「ウソつき」と呼び、キャプテンからの降格を求めた。

16日のカリアリ戦で「ウルトラス」からブーイングを浴び、自身を罵倒する横断幕も掲げられたイカルディは、試合でPKを失敗。チームも1-2と敗れた。試合後も、イカルディの自宅前にウルトラスが脅しめいた横断幕が掲げられている。

公式戦3連敗と不振にあるなか、エースであり、キャプテンであるイカルディがファンと不必要なトラブルを招いたことで、ハビエル・サネッティ副会長やピエロ・アウジリオSDは処分を示唆。17日、イカルディと話し合いの場を設けた。

その結果、インテルは「内規違反で主将イカルディを処分する」と発表した。イタリアメディアによると、イカルディはキャプテンを続け、高額の罰金処分を受け入れるようだ。また、今後の自伝は問題となったページを取り除いて出版されることになるという。


クラブの公式サイトで改めて謝罪したイカルディは、今後の努力を約束。一方、インスタグラムではキャプテンマークを巻く自身の写真を掲載している。

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Mauro Icardiさん(@mauroicardi)が投稿した写真 -