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三菱電機と三菱電機ビルテクノサービスは10月17日、新旧の巻上機や操作盤が混在するリニューアル工事期間中でもエレベーターが利用できる「ハイブリッド制御盤」を開発したと発表した。

現在、国内には約72万台のエレベーターがある。そのうち設置から25年経過し、リニューアルの時期を迎えた三菱製エレベーターは約5万台あり、2020年度には約9万台になると見込まれている。これまでリニューアル工事の際は、制御盤を含めた全てのリニューアル機器の工事が完了するまでエレベーターが利用できないため、高齢者の多いマンションや病院などでは工事による長期間の停止が問題となる場合があった。

今回開発した「ハイブリッド制御盤」は1990年~1997年頃に製造された同社製エレベーター「GRANDEE」の既設機器とリニューアル後の機器の双方を制御できる。これにより、リニューアル工事機関中でも作業をしていない時間帯はエレベーターを利用することが可能となる。例えば、マンションでは通勤や通学が多い朝晩の時間帯のエレベーター利用が可能となるほか、病院などでは工事を利用者の少ない曜日に分散することで、利用者の不便を軽減するとしている。

(神山翔)