マインドフルネスって何? 欧米に浸透するZEN

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 静か、瞑想。そんな漠然としたイメージで、世界で使われてきた日本発の言葉「ZEN」。だが、今や日本におけるそれより、海外で禅は深く浸透している。そんな現代におけるZENの新しいかたちを特集した「ZEN:更新を続ける21世紀の禅」が、『美術手帖』(美術出版社、東京)11月号(税別1,600円)に掲載されている。

 アメリカで初の禅センターとして創立された曹洞宗の施設で、有機農園なども運営するサンフランシスコ禅センターをはじめ、ZENの研究者や、ZENをテーマにした作品を制作するアーティストなどに取材。昨今注目を集めるマインドフルネスと、テクノロジーを融合させた製品を開発するベンチャー企業Spireなど、現代の生活に根づいたZENのさまざまなあり方に迫る。

 また、日本の禅が世界のZENとして受容されるまでの歴史を、鈴木大拙やアメリカのビート詩人たち、イサム・ノグチなどのキーパーソンを通して振り返り、本来の「禅の美術」の楽しみ方も解説。禅からZENへと変容する過程で発生した誤読やズレなども検証する。また、そもそも禅とはなんなのか? これまで知らなかった歴史や美術、言葉を知るガイドブックも収録。

 GoogleやYahooなど、シリコンバレーを中心としたテック企業などで取り入れられている瞑想プログラム「マインドフルネス」の歴史と実践、その効果を同志社大学の教授陣が語っている。