歴史上の美女に学ぶ!すぐマネできる「女の魅力の磨き方」3つ

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毎日同じことの繰り返しでモンモンとするときや、ツラい状況に置かれていて勇気がほしいときには、歴史上の美女のドラマチックなエピソードにヒントをもらってみませんか?

「スケールがでかすぎる……」と、参考にならないと思われるかもしれませんが、意外と現代の働き女子でもすぐに応用できそうなヒントがたくさん。

そこで今回は、歴史小説家・塩野七生さんの著書などを参考に、歴史の荒波にもまれながら強く美しく生きた女性の特徴をご紹介します。

■1: クレオパトラ……人生をかけた大勝負に出ると、人は輝く

まずは、世界三大美女のひとりとされている、古代エジプトの女王クレオパトラから。

塩野先生は、著書『日本人へ 国家と歴史篇』の中で、クレオパトラの政治家としての手腕はバッサリ酷評されていますが、魅力的であったということは認めていらっしゃいます。

そして、彼女の魅力について次のように分析されています。

<絶世の美女であったかどうかは別にしても、魅力的な女ではあったろう。それもとくに、勝負に打って出たときの彼女は、全身がキラキラと輝いていたに違いない。勝負に出たときは誰であろうと美しく変わるが、下手すれば自分の破滅につながるという場合は真剣度がちがうので、いつもよりは一層美しく変貌する。>

これは、古代ローマの将軍・政治家カエサルのもとにじゅうたんが送り届けられ、その中からクレオパトラが現れた……という有名なシーンについてのコメントです。

クレオパトラの“勝負”には、自分の命だけでなく国の運命もかかっていたので迫力も違ったでしょう(もっとも、塩野先生はこんな重要な場面で“女の武器”を使うこと自体に苦い顔をされているもよう)。

現代の働き女子の場合は、魅力アップのためにここまで危険な行為をする必要はありませんが、「最近、退屈だなあ」と思ったら、日常の中にちょっとしたチャレンジをする機会を作ってみてもいいかもしれません。

ストレスは美容の大敵と言いますが、退屈も美容の大敵ですからね!

■2: トルコで奴隷から妃にのし上がったエメ……強く優しく自分を見失わない

18世紀末トルコのハレムにも、ドラマチックな人生を送ったフランス人女性がいたようです。

同じく塩野先生の著書『イタリア遺聞』によると、フランス人女性“エメ”は最初、女奴隷として、スルタン(イスラム王朝の君主の称号)であるアブドュール・ハーミッド(アブデュル・ハミト)一世のもとに献上されました。しかし、たくましく利発な性格を気に入られ(もちろん美貌も兼ね備えていましたが)、スルタンに寵愛されました。

もともとフランスの貴族の娘で“お嬢様”だったエメは、船旅の途中で海賊船に襲われ、ハレム(イスラム社会における女性の居室のこと)に献上品としてたどり着いたというなんとも不運な女性。ですが、とてもタフで環境順応能力が高かったそう。

<尼僧院からハレムという、激しい生活の変化にも、それほど打ちひしがれないで順応したようである。(略)自らもスルタンの女奴隷でありながら、生来の少々コケティッシュな快活さを、少しも失わなかったといわれる。>

また、こんな過酷な運命にあっても、エメは人としての優しさを失わなかったのだそう。スルタンが亡くなった後も、周りの人から慕われ愛されて、惜しまれながらハレムの中でその生涯を閉じたと伝えられています。

もしもエメが“美貌だけ”の女性なら、そこまで寵愛されることはなかったでしょう。もともと肩書きが女奴隷だったこともあり、記録が少なく謎が多い人物ですが、残された数々のエピソードからは、“教養”や“強さ”、“優しさ”などのキーワードが浮かび上がってきます。

■3: ファッションの歴史に革命を起こしたシャネル……プライドを失わず、NOという勇気を持っている

上の2人とはジャンルが異なりますが、ファッションデザイナーのシャネルも、“ファッションの歴史”に革命を起こして女性のライフスタイルすらガラリと変えたとされている女性です。

つらい生い立ちのシャネルですが、卑屈になったり、常識に迎合したりせず、反旗を翻します。そのため、“反逆児”や“皆殺しの天使”などと呼ばれることとなりました。

ポール・モラン著『シャネル 人生を語る』の中で、シャネルは“富や権力を誇示するためのファッション”について、皮肉たっぷりに語っています。

<高い布地や高価な素材で織った布地もそうだけど、高価な宝石をつけたからといって、女が豊かになるわけではない。身なりがぱっとしていなければ、宝石をつけてもそのままよ。(略)わたしはよろこんで宝石をじゃらじゃらつけることにしているわ。わたしがつけるとみな偽物に見えるからよ。宝石で人目をくらまそうだなんて執念は、胸が悪くなる。宝石は嫉妬をかきたてるためにあるのじゃない。>

どんな状況に置かれようと、人間としてのプライドを失わず、納得がいかないことはたとえ“世の中の常識”や“伝統”であってもNOという勇気を持っていたシャネルだからこそ、イミテーションのアクセサリーを本物以上に輝かせることができたのかもしれませんね。

以上、歴史上の美女に学ぶ魅力のヒントをご紹介しましたが、いかがでしょうか?

彼女たちのファッションや行動、言動を現代日本の働き女子がそっくりそのまま真似するのは危険ですが、エッセンスなら今すぐ日常に取り入れることができそうですよね。