チワワの餌の基礎知識

チワワは小型犬です。そのため、基本的に他の大型犬種より餌の量は少なくて済みます。しかし、栄養面や健康への影響を考えると様々な事を考慮して選ばなければいけません。
もし、手作りでごはんを作ってあげる場合は、中毒症状の出る食べ物や、アレルギーについても考えなくてはなりません。

先ずは、チワワに餌を与える上で基本的な事を見て行きましょう。

餌の量や必要なカロリー

必要なカロリーは以下の計算式で割り出せます。

チワワの体重(キロ)×30+70=基準値

そして、上記の基準値に係数を掛けます。

生後4ヶ月まで  :×3.0生後4ヶ月〜1歳 :×2.0活発な成犬    :×1.6一般的な成犬   :×1.3成犬でダイエット中:そのまま

カロリーが分かれば、餌の量も計算出来ます。
例えば、1日に必要なカロリーが200kcalで、パッケージに100g当たり300kcalと書いていた場合、

200(kcal) ÷ 300(kcal) ×100=66.66〜

となるので、1日あたり「66g」のフードをあげれば、1日分のカロリーを摂取できるという計算になるます。

必要な栄養

本来、犬は肉食の生き物。もちろんチワワも同じです。なので、良質のたんぱく質を含む肉、魚を中心に与える事が理想です。市販のフードの原材料や、犬の手作りご飯を作る際に意識しておくと良い項目です。
また、たんぱく質の中でも、「脂肪」は重要な栄養素で、特に子犬は成犬の2倍の脂肪を摂取すべきだと言われています。
そのため、乳製品のような脂肪を含む食べ物は、子犬にとって大切なたんぱく源となるでしょう。

また、犬にとって「ビタミン」も大切な栄養素です。
特に、ビタミンA、ビタミンB類、ビタミンDなど、健康維持に必要なビタミンが沢山あるので、覚えておきましょう。

食べてはいけない物

ネギ、玉ねぎ、チョコレート(中毒症状が出るため)トウガラシなど辛味がある食べもタコ、イカ等の中毒症状が出る食べ物(消化が悪いため)鶏や魚の骨(胃や喉に刺さる可能性があるため)

その他にも食べてはいけない食べ物が沢山あります。
もし、愛犬のチワワに、「食べさせた事が無い食材」を与える場合は、必ず危険が無いか調べた上で取り入れるようにして下さい。

↓↓ハンドブックで「犬が食べ手はいけない食べ物」をチェック!↓↓

https://wanchan.jp/handbook/checkfood

チワワの餌は成長に合わせて選ぶ

チワワの餌選びのコツはなんといっても「とことん付き合って探してあげる事」。
初めがとても肝心ですし、成犬用や老犬用フードの切り替えなどもあるため、愛犬の「癖」を熟知する事がポイントになってきます。
初めは大変ですが、徐々に趣向や選び方のコツがわかって来ると思います。

では、成長に合わせた餌の選び方を見て行きましょう。

幼犬の時期

基本的にチワワが幼犬の時は、ブリーダーやペットショップで食べていた餌を与えましょう。しかし、環境の変化等でどうしても食べない場合が出てきます。
特にチワワは怖がりな性格の子が多いので、移動や新しいお家で「食事も喉を通らないストレス」を感じてしまうのは当然ですよね。

なので、ドライフードならお湯やウェットフードでふやかしたり、ウェットフードならお湯でスープ状にしてみたり、少しでも食べやすくしてあげて喰いつきの良いパターンを見つけてあげましょう。

また、とても臆病な性格の子の場合、食べている途中で容器にエサが落ちる音でさえ驚く事もあります。
その場合は金属から音の出にくいセラミック素材の容器に変えてみたり、もしくは飼い主さんの手から与えてみるのも良いかもしれません。

但し、この作業は成犬になってからも続く事があるので結構骨がおれます。
面倒と思わずなるべく楽しくチワワちゃんのゴハンタイムに付き合ってみてあげてください。

そして食べなくても仕方がないぐらいの気持ちで、落ち込まずに気楽に次回に臨みましょう。
ただしあまりにもずっと食べないのは身体に不調があるのかもしれません。栄養がたくさん必要な時期に衰弱してはいけないので、病院で検診を受け、異常がなくても獣医さんに相談した方が良いかと思われます。

チェックポイント迎えたばかりのチワワの場合、ブリーダーさんが与えていたものを与えるストレスで食べない事もあるが、少しでも手を加えて食べやすくして与えてみる栄養不足に注意し、どうしても食べない場合は衰弱する前に必ず病院へ。

成犬の時期

まず、成犬用の餌へ切り替える時に関わらずですが、味や粒の大きさが変わる事で食べなくなったり、食べても下痢を起こす事があります。小さなチワワは少しの変化にも敏感です。

餌の影響が身体に出やすいので、いきなり全替えをせず少しずつ混ぜてあげてください。

ピルカッターや包丁&まな板でカットして小粒にしたり、袋に入れて麺棒などで叩いて砕いてから与えるのも良いのですが、毎日の事ですしただでさえ餌選びについて悩みが多い飼い主さんの負担を考えると、始めから幼犬用フードぐらい小粒状のものをお勧めします。

そして、ほんの少ししか混ぜていないのに食べたがらない事が続いたら、一旦幼犬用フードへ戻してあげて様子をみましょう。
(幼犬用フードは栄養価が高いため、ガツガツと量を食べ過ぎてしまう場合は内臓への負担がかかってしまうため、注意が必要です)。

チェックポイント成犬になったからといって焦って切り替えなくても良い食べない場合はフードの粒の大きさに気をつけてみる全く食べない場合は一旦幼犬用フードへ戻してみる

フードは徐々に切り替えるようにしましょう!

アレルギーへの配慮

「同じフードだけをずっと与えるとアレルギーを起こす」「定期的に成分の異なるものをローテーションして与えた方が良い」等の話をよく耳にします。

チワワに限らずですが、もちろんそれは行うに越したことはありません。ただし、そうなると数種類のフードを用意する事になりますので、一体どれを選べば良いのだろうか…と飼い主さんは途方にくれてしまうかもしれません。その時にはひとまず小粒のもの(幼犬用の粒ぐらい)から選ぶと比較的食べてくれる事が多いのでお勧めします。

そして、絶対にローテーションしないといけないなんて思わずに、いつか最終的に数種類のフードが用意できれば良いなあ ぐらいの気持ちでゆっくり探してみましょう。

押し付けず犬と相談しながら

無理に完食させても食後すぐに全部吐き出してしまう事があります。

フードの成分で身体に合わないものが含まれているかもしれませんので、食べることを断固拒否するフードはもったいないかもしれませんが与えるのを中止しましょう。

チェックポイントドライフードはやはり小粒が無難飼い主さんがあまりローテーションに神経質に取り組まなくても良い体に合わないフードは無理に食べさせない

まとめ

チワワの餌の量から必要な栄養素、あげてはいけない食べ物、そして適した餌の探し方まで一通り知って頂けたでしょうか?

多くの犬種の中でも、特にチワワはなぜか餌の喰いつきが良くない子がとても多いので「これなら食べる‼︎」というフードに出会うのは一筋縄ではいかないと思います。
ですが、愛犬の様子をきちんと観察してあげていれば、次第にその子の好みがなんとな〜く分かってきます。
とはいえ、手間暇かけて考えに考えて選んでるけれどしぶしぶ食べる、もしくは見向きもしない状況が続くとほとほと疲れ果ててしまうかもしれませんね。

チワワの飼い主さんはひとまず食べやすい小粒を意識して、この記事にあるポイントを参考にフードを選んでみてはいかがでしょうか?