鶏ガラや野菜などを約18時間かけて煮込んだ、まるでポタージュのようなスープの「煮玉子入中華そば(並)」(650円)/天天有

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チェーン展開する有名店の本店や、行列ができる人気店など、地元の人から観光客までが通う京都のラーメン激戦区“一乗寺”。そこで、学生が好むボリューム満点の一杯や箸が立ちそうな濃厚な一杯など、“こってり派”なラーメンファンは必見の、厳選6店を紹介しよう!

【’写真を見る】トロトロになるまで煮込んだスジ肉の甘辛い煮汁がスープに溶け出す「スジラーメン」(830円)/中華そば 高安

■ 一乗寺名物の“まろやか鶏白湯”「天天有」

創業から40年以上も愛され続ける中華そばが看板メニューの「天天有」。鶏ガラと野菜を煮込み、素材の甘味を引き出した白湯スープが自慢だ。コラーゲンもたっぷりで、濃厚なビジュアルに反してすっきりとしたあと口なので、女性の人気も高い。数々の名店が立ち並ぶ一乗寺エリアで、今も昔も変わらない好評ぶりだ。

【おすすめの一杯】「煮玉子入中華そば(並)」(650円)は、鶏ガラや野菜などを約18時間かけて煮込んだ、まるでポタージュのようなスープ。ナチュラルな甘味がじんわりと広がる。トロトロのチャーシューも、よいアクセントに!

■ “スジ肉のコラーゲン”がたっぷり!「中華そば 高安」

カフェを思わせる扉と、ガラス張りの外観が目をひく「中華そば 高安」。鶏ガラと豚骨を合わせ、しっかりとコクがありながらも絶妙のキレがあるスープに、別だきした牛スジをトッピングした「スジラーメン」が看板メニューだ。麺メニューをオーダーすれば、平日のランチ限定でライスが無料になるサービスも学生などに人気。

【おすすめの一杯】「スジラーメン」(830円)は、トロトロになるまで煮込んだスジ肉の甘辛い煮汁がスープに溶け出し、ふくよかな甘味と程よいコクを演出。数量限定なので、込みがちな週末などは早めのオーダーを!

■ 程よいこってり感の“正統派つけ麺”「つけめん 惠那く」

6年前の開業以来、ラーメン激戦区・一乗寺でも屈指の人気ぶりの「つけめん 惠那く」。スープにタマネギやニンジンなどの大量の野菜を用いた、自然な甘味のつけ汁が特徴で、節系ダシと独自配合のスパイスでオリエンタルな風味に仕上げている。割りスープには煮干しと昆布をふんだんに使用し、味わいの変化を演出している。

【おすすめの一杯】「得製つけめん」(980円)は、つけ汁は丸鶏とモミジをベースに、提供前に節系で取ったダシを合わせるダブルスープ。スパイスを香らせ、食欲をそそる風味を完成させている。麺との絡みも抜群!

■ コク旨スープ×自家製麺のコラボ「夕日のキラメキ一乗寺」

鶏白湯で人気を集めるキラメキノトリの姉妹店「夕日のキラメキ一乗寺」。こちらの純鶏白湯には鶏ガラやモミジに加え、モモ肉や鶏皮も使用。塩ダレがまろやかさをプラスして、濃厚でありながらもクリアな味に仕上がっている。名古屋の名店「麵屋 はなび」直伝の台湾まぜそばも必食。

【おすすめの一杯】「純鶏白湯塩らーめん」(750円)は、長野県産の石うすびきの小麦粉を使う自家製麺は、添加物などが加えられていないので、小麦が本来持つ風味が際立っている。プラス¥100で大または特大に!

■ フルボリュームの“迫力チャーシュー”「池田屋 京都一乗寺店」

ラーメン激戦区でも屈指のドカ盛り系の人気店「池田屋 京都一乗寺店」。汁なしのあえ麺は醤油ベースのタレと背脂に極太麺を合わせ、特製タレに漬け込んだチャーシューと野菜をトッピング。圧倒的なボリュームにハマること請け合い。唐辛子の辛さがガツンとくるラーメン(¥680〜)も絶品。

【おすすめの一杯】「汁なし」(800円)は、スープは一滴も使わず、カネシ醤油などを使ったタレと背脂で麺をあえ、ウデ肉を使ったチャーシューなどの具材をトッピング。野菜やタレの増しはもちろんOK!

■ 濃厚な鶏の旨味に感服する「麺屋 極鶏」

京都のラーメン激戦区・一乗寺でもひと際人気を誇る。関西における濃厚な鶏白湯スープの先駆者的存在で、麺が沈まないほどの濃度の高さが特徴。スープは鶏の旨味だけを純粋に楽しめると、男女問わずファンが多数。

【おすすめの一杯】「極鶏 鶏だく」(700円)は、鶏ガラのほかに、大量の鶏肉を合わせて約半日かけて煮込む濃厚なスープにやみつき。臭みや雑味がないので、鶏の旨味だけを味わえる。鶏だく以外にも、4種類の個性的な味のラインナップがそろう。

【関西ウォーカー編集部】