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太陽系外惑星、および太陽系外探査を目的として2機の無人探査機が打ち上げられたボイジャー計画は、来年・2017年で40周年を迎えます。これを記念して、打ち上げられたボイジャー1号と2号に搭載されていた「ボイジャーのゴールデンレコード」を復刻する計画がKickstarterで立ち上げられています。

Voyager Golden Record: 40th Anniversary Edition by Ozma Records - Kickstarter

https://www.kickstarter.com/projects/ozmarecords/voyager-golden-record-40th-anniversary-edition



「ボイジャーのゴールデンレコード」には、未来の人類か、あるいはいつか接触するかもしれない地球外知的生命体に向けて、地球の自然音や音楽、55種類の言語でのあいさつ、115枚の画像が収録されています。

その内容は秘匿されているわけではなく、惑星探査計画に深く携わったカール・セーガンが打ち上げの翌年・1978年に刊行した共著「

Murmurs of Earth: The Voyager Interstellar Record」の中でレコードに収録された写真が掲載され、NASAのサイトでもその一部を見ることが可能

音楽についても、NASAがSoundCloud公式アカウントで無料公開していて聞くことができます。

それでもなお、今回のレコードが作られるのは、「遠い未来、いつか誰かがボイジャーのレコードを手にして実際に聞くとき」のように、自分の手でレコードをプレイヤーにかけることができるという経験のため。

40周年を記念して作られるだけあって、オリジナルのレコードに収録されていた2時間分の音源はそのまま収録されていて、さらにそれぞれの音源のMP3ファイル・FLACファイルをダウンロードできるコードも付属。リマスターにあたっては、オリジナル盤のプロデューサーだったティモシー・フェリス氏もスタジオに同席したとのこと。

また、オリジナル盤ではデータ化されてレコードに収録されていた写真は、別のハードカバー冊子にフルカラーで収録。この冊子には、ほかにもボイジャーから地球へと送られてきた写真なども掲載されます。前述の「Murmurs of Earth」では白黒での収録だったので、すべての写真をカラーでその手にできるというのは大きなメリットかもしれません。



すでに、収録音源についての許諾は取れているとのことで、あとは作るだけという状態。そして、Kickstarterでは目標金額の19万8000ドル(約2100万円)をはるかに上回る116万ドル(約1億2000万円)を9000人超から集めているので、制作は確実なものとなっています。

出資時にもらえる主なものは、

10ドル(約1040円):ピンバッジ

15ドル(約1560円):デジタル音源ダウンロード権

25ドル(約2610円):リソグラフ(約30cm×約30cm)+デジタル音源ダウンロード権

25ドル(約2610円):ピンバッジ+デジタル音源ダウンロードカード

35ドル(約3650円):リソグラフ+ピンバッジ+デジタル音源ダウンロードカード

98ドル(約1万200円):ボイジャー・ゴールデンレコードボックス(豪華化粧箱+レコード3枚+フルカラーのハードカバー冊子+リソグラフ+デジタル音源ダウンロードカードほか)

となっています。



出資の締め切りは2016年10月21日(金)の12時18分です。