『空海―KU-KAI―』 (C) New Classics Media Corporation and Kadokawa Corporation 2016

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構想5年、総製作費150億円をかけた日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』(原題:妖猫伝)が、中国の巨匠・陳凱歌(チェン・カイコー)監督、染谷将太主演で映画化されることがわかった。

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原作は、「エヴェレスト 神々の山嶺」「陰陽師」など、多数の著作が映像化されているベストセラー作家・夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」。中国、唐の時代。日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海が、詩人・白楽天とともに首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫っていく姿が描かれていく。

若き空海=沙門空海の相棒となる唐代の詩人、白楽天役には中国で好感度俳優第1位に選ばれる人気の黄軒(ホアン・シュアン)が扮する。

本作について、染谷は「陳凱歌監督のもと空海を演じさせて頂いています。なるべくしてなっている、今はそう思えていますが、同時にこれは奇跡だとも感じています。監督の美しいアートワークの中でなんと空海として生きられる。こんな凄まじい人生経験はないことでしょう。声をかけてくださった監督、そして快く自分を迎え入れてくれている中国スタッフ・キャストの皆さんに感謝しかありません」と感無量の様子。

日中共同製作ということで実現した「唐の街を再現したとてつもないでかいセット(もはや街)での撮影」については「完璧な世界観の中でお芝居ができるので地に足が着いてとても説得力が生まれています。何かを探し求めた躍動溢れる若者2人、これはとてつもなくエモーショナルで大スペクタクルです。この毒々しくも美しい愛と哀しみの大事件と感動を、熱々の状態で皆様に届けられるよう日々撮影していきますので楽しみにしていてください」と述べている。

前述のように本作は、湖北省・襄陽市(じょうようし)に唐の都を完全再現し、オール中国ロケで撮影。7月31日にクランクインし、主演の染谷も丸刈りの僧侶姿で合流。2016年内いっぱいの約5ヵ月間の長期間の撮影となる。完成は2017年予定で、日本での公開は東宝とKADOKAWA初の共同配給映画として2018年を予定している。