日本製の部品で高品質のアピール効果に成功しているZTEのフラッグシップAXON 7と7 mini
ZTEジャパンがZTE製スマートフォン(スマホ)の新製品「AXON 7」と「AXON 7 mini」を日本で10月21日に発売すると発表した。
AXON 7はZTEのフラッグシップ(旗艦)モデルで、海外では6GB内蔵メモリー(RAM)や128GB内蔵ストレージなどを搭載したハイエンドスマホだ。
残念ながら日本で発売されるAXON 7は4GB RAMと64GBストレージだが、それでも価格が59,800円(税別)であることを考えるとコストパフォーマンスはかなり高い。
また、AXON 7 miniは、
AXON 7の5.5インチWQHD(1440×2560ドット)有機ELディスプレイに対し、5.2インチフルHD(1080×1920ドット)有機ELと本体サイズ、3GB RAMと32GBストレージとし、価格も39,800円(税別)で販売される。こちらもコストパフォーマンスはかなり高い。
●SIMフリースマホもハイスペックモデルが増加
AXON 7とAXON 7 miniは両機種ともにSIMフリーで話題の4G(LTE方式)と3G(W-CDMA方式)の両待受が可能なデュアルSIMデュアルスタンバイに対応している。
また、アルミ素材のフルメタルボディーや音響面の注力した点が特長となっており、外観もBMWグループのDesignworksがデザインを手がけているという。
そのため、車の流線型ボディーのような継ぎ目のない流麗なラウンドフォルムを採用。前面の2.5D強化ガラスとともに手にフィットして持ちやすさを実現している。
AXON 7はイオンゴールドおよびクオーツグレーの2色
AXON 7 miniはイオンゴールドおよびプラチナムグレーの2色
サイズおよび質量は、
AXON 7が約151.7×75×7.9mmおよび約175g。
AXON 7 miniが約147.5×71×7.8mmおよび約153g。
そのほか、主な仕様はそれぞれ以下の通りだ。
【AXON 7】
チップセット:Qualcomm製クアッドコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(2.15GHz×2コア+1.6GHz×2コア)
背面カメラ:2000万画素(F1.8、OIS、EIS)
前面カメラ:800万画素
電池容量:3250mAh
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth:◯(4.2)
センサー:指紋、加速度、近接、光、磁気、ジャイロ、電子コンパス
端子:USB Type-C、3.5mmイヤホン端子
【AXON 7 mini】
チップセット:Qualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 617(MSM8952)」(1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア)
背面カメラ:1600万画素(F1.9、EIS)
前面カメラ:800万画素
電池容量:2700mAh
無線LAN:IEEE802.11b/g/n
Bluetooth:◯(4.2)
センサー:指紋、加速度、近接、光、磁気、ジャイロ、電子コンパス
端子:USB Type-C、3.5mmイヤホン端子
これまで日本のSIMフリースマホ市場ではハイスペックモデルというと、ほぼファーウェイくらいだった。
しかし、今年に入ってからはASUSやZTEも5万円以上の高価格帯モデルを続々と投入してきている。
特に今回発売されるAXON 7は2017年3月頃までに最新のAndroid 7.x(開発コード名:Nougat)へのOSアップデートも予定している点が注目だ。
Android 7.x(開発コード名:Nougat)にアップデートすれば、GoogleのVRシステム「Daydream」にも対応予定だからだ。
アップデートも予定とはいえ、日本初のDaydream Ready対応スマホと言っても過言ではないだろう。
●専用DAC搭載でハイレゾ音源にも対応
また、AXON 7とAXON 7 miniはともに音響面にも注力したスマホとしても注目を集めている。音響面で、さまざまな工夫が見られる。
まずは、旭化成エレクトロニクス製のオーディオ総合チップ「AK4961」とDAC(D/Aコンバーター)「AK4490」を搭載した点だ。
これにより、ハイレゾ音源にも対応した。特にAK4490はスマホでは初搭載となるという。
また、少ないスピーカーでも前後左右上下といった3次元的な音場を創り上げることが可能な「Dolby Atmos」に対応。
さらにフロントデュアルステレオスピーカーを搭載し、イヤホンやヘッドホンを使わなくても高品位な音質を楽しめるようになっている。
音響チップには日本の旭化成エレクトロニクス製が搭載
●日本製の部品で品質向上をアピールする海外メーカー
前日に発表されたTCLコミュニケーションのSIMフリースマホ「Alcatel SHINE LITE」でも、2.5D強化ガラスに日本の旭硝子製「Dragontrail」が使われていることがアピールされていた。
少し前にはファーウェイなどの各中国メーカーがソニー製のカメラセンサーモジュールを採用していることを積極的に公表していた。
日本のスマホメーカーは、ソニーなどが健闘してはいるが、世界的に見ればシェアがほとんど無い状態だ。
しかしながら、日本製品は、部品単位で見れば、まだまだ信頼度や高品位の象徴として使われている。iPhoneもしかりだが、多くの中国メーカーのスマホの中にも日本メーカーの部品が使われているのだ。
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AXON 7はZTEのフラッグシップ(旗艦)モデルで、海外では6GB内蔵メモリー(RAM)や128GB内蔵ストレージなどを搭載したハイエンドスマホだ。
残念ながら日本で発売されるAXON 7は4GB RAMと64GBストレージだが、それでも価格が59,800円(税別)であることを考えるとコストパフォーマンスはかなり高い。
また、AXON 7 miniは、
AXON 7の5.5インチWQHD(1440×2560ドット)有機ELディスプレイに対し、5.2インチフルHD(1080×1920ドット)有機ELと本体サイズ、3GB RAMと32GBストレージとし、価格も39,800円(税別)で販売される。こちらもコストパフォーマンスはかなり高い。
●SIMフリースマホもハイスペックモデルが増加
AXON 7とAXON 7 miniは両機種ともにSIMフリーで話題の4G(LTE方式)と3G(W-CDMA方式)の両待受が可能なデュアルSIMデュアルスタンバイに対応している。
また、アルミ素材のフルメタルボディーや音響面の注力した点が特長となっており、外観もBMWグループのDesignworksがデザインを手がけているという。
そのため、車の流線型ボディーのような継ぎ目のない流麗なラウンドフォルムを採用。前面の2.5D強化ガラスとともに手にフィットして持ちやすさを実現している。
AXON 7はイオンゴールドおよびクオーツグレーの2色
AXON 7 miniはイオンゴールドおよびプラチナムグレーの2色
サイズおよび質量は、
AXON 7が約151.7×75×7.9mmおよび約175g。
AXON 7 miniが約147.5×71×7.8mmおよび約153g。
そのほか、主な仕様はそれぞれ以下の通りだ。
【AXON 7】
チップセット:Qualcomm製クアッドコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(2.15GHz×2コア+1.6GHz×2コア)
背面カメラ:2000万画素(F1.8、OIS、EIS)
前面カメラ:800万画素
電池容量:3250mAh
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth:◯(4.2)
センサー:指紋、加速度、近接、光、磁気、ジャイロ、電子コンパス
端子:USB Type-C、3.5mmイヤホン端子
【AXON 7 mini】
チップセット:Qualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 617(MSM8952)」(1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア)
背面カメラ:1600万画素(F1.9、EIS)
前面カメラ:800万画素
電池容量:2700mAh
無線LAN:IEEE802.11b/g/n
Bluetooth:◯(4.2)
センサー:指紋、加速度、近接、光、磁気、ジャイロ、電子コンパス
端子:USB Type-C、3.5mmイヤホン端子
これまで日本のSIMフリースマホ市場ではハイスペックモデルというと、ほぼファーウェイくらいだった。
しかし、今年に入ってからはASUSやZTEも5万円以上の高価格帯モデルを続々と投入してきている。
特に今回発売されるAXON 7は2017年3月頃までに最新のAndroid 7.x(開発コード名:Nougat)へのOSアップデートも予定している点が注目だ。
Android 7.x(開発コード名:Nougat)にアップデートすれば、GoogleのVRシステム「Daydream」にも対応予定だからだ。
アップデートも予定とはいえ、日本初のDaydream Ready対応スマホと言っても過言ではないだろう。
●専用DAC搭載でハイレゾ音源にも対応
また、AXON 7とAXON 7 miniはともに音響面にも注力したスマホとしても注目を集めている。音響面で、さまざまな工夫が見られる。
まずは、旭化成エレクトロニクス製のオーディオ総合チップ「AK4961」とDAC(D/Aコンバーター)「AK4490」を搭載した点だ。
これにより、ハイレゾ音源にも対応した。特にAK4490はスマホでは初搭載となるという。
また、少ないスピーカーでも前後左右上下といった3次元的な音場を創り上げることが可能な「Dolby Atmos」に対応。
さらにフロントデュアルステレオスピーカーを搭載し、イヤホンやヘッドホンを使わなくても高品位な音質を楽しめるようになっている。
音響チップには日本の旭化成エレクトロニクス製が搭載
●日本製の部品で品質向上をアピールする海外メーカー
前日に発表されたTCLコミュニケーションのSIMフリースマホ「Alcatel SHINE LITE」でも、2.5D強化ガラスに日本の旭硝子製「Dragontrail」が使われていることがアピールされていた。
少し前にはファーウェイなどの各中国メーカーがソニー製のカメラセンサーモジュールを採用していることを積極的に公表していた。
日本のスマホメーカーは、ソニーなどが健闘してはいるが、世界的に見ればシェアがほとんど無い状態だ。
しかしながら、日本製品は、部品単位で見れば、まだまだ信頼度や高品位の象徴として使われている。iPhoneもしかりだが、多くの中国メーカーのスマホの中にも日本メーカーの部品が使われているのだ。
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