内部告発サイト「ウィキリークス」は15日、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が過去に米金融大手向けに行った講演の内容を記した電子メールを公表した。

 メールには、クリントン氏が2013年にゴールドマン・サックスに行った講演の質疑応答セッションで、同社のロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)や投資運用責任者のティム・オニール氏と交わした会話などが記されていた。講演はアリゾナ、ニューヨーク、サウスカロライナ州で行われた。

 このほか、2010年の金融規制改革法(ドッド・フランク法)の可決に当たり「政治的理由」を考慮すべきとの発言など、クリントン氏の過去の講演で問題となり得る発言部分を陣営スタッフがハイライトしたメールも公表された。

 ウィキリークスは先に、クリントン陣営の責任者であるジョン・ポデスタ氏がやり取りしたメールを公表している。

 クリントン陣営は新たに公表されたメールの真偽についてコメントを拒否。ゴールドマンは15日時点でコメントを出していない。

 米金融界との親密ぶりを問題視されるクリントン氏は、大企業向けに有料で行った講演の詳細を明らかにしていないとして批判されている。

[15日 ロイター]




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