いよいよ新たな火星探査が始まる日が迫っています。ヨーロッパとロシアによる火星探査プログラム「エクソマーズ 2016」で、着陸機「スキアパレッリ」が探査機「トレース・ガス・オービター(TGO)」との分離に成功しました!
 
このエクソマーズ 2016では、火星の大気を分析し通信を担当するTGOと、着陸技術に関する実証実験と火星での科学観測をおこなうスキアパレッリが合体した状態で3月に打上げられました。また2020年にはESAによる探査車「エクソマーズ・ローバー」が火星に打上げられ、より本格的な調査が行われるのです。
 
先週14日(標準時間)に最終的な指示を受けたTGOは、16日14時42分にスキアパレッリをTGOから分離。途中でTGOがテレメトリ信号を返さないなどのトラブルもありましたが、無事にミッションは成功しました。またその後に、TGOからのテレメトリ信号も復帰しています。
 
今後の予定としては19日にTGOが火星周回軌道に投入され、スキアパレッリは火星のメリディアニ平原に着陸。また20日にはスキアパレッリからの火星地表の画像も地球に向けて送信される予定です。着陸技術の実証だけでなく、気圧や気温、湿度、空気の帯電など火星のさまざまなデータを取得する予定のスキアパレッリ。今後はその真の目的となる「火星生命の発見」を目指して、順調にミッションを続けてほしいものです。
 
Image Credit: ESA
■LIVE UPDATES: EXOMARS ARRIVAL AND LANDING
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