“赤色”には、ポジティブ・活力・情熱・興奮……、そして“食欲を増進させる”心理効果があるといわれています。また、赤い食材には、血液量を増やして血流をよくする働きがあるといわれていることをご存じでしょうか。このことからも、毎月の生理により貧血になりやすく、体が冷えやすい女性にとって、赤色の食材の摂取が大切だとお分かりいただけるでしょう。

そこで役に立つのが、毎日食べる白米にチョイ足しして炊くだけの“雑穀”。ここでは、雑穀マイスターの資格を持つ筆者も取り入れている、女性に嬉しい赤色の雑穀を二つご紹介していきたいと思います。

■1:赤米


赤米は、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いだ品種・古代米の仲間。玄米の色が赤褐色をしており、ぬか層(果皮・種皮)に赤色の色素・タンニンを含むものをさします。このタンニンには、老化や生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用があるのも、女性にとっては嬉しいところ。

その他、同等エネルギーの白米と比べると、歯や骨を作ったり、筋肉・神経・脳の組織に含まれたりするリンは3倍以上、疲労回復に役立つビタミンB1は4倍以上、血行をよくするビタミンEは7倍以上多く含まれます。

炊き上がは、ほんのりピンク色に色づき、ジャスミンのようなエキゾチックな香りがする女心をくすぐる雑穀です。

■2:たかきび


もろこしきびやとうきび、ソルガムという呼び名でも知られる“たかきび”。その大きな特徴は、弾力のある歯ごたえと、コクのある味わいです。「ミート・ミレット(肉の穀物)」とも呼ばれ、ひき肉の代用食材として使用されることもあるこの雑穀には、抗酸化作用が期待されるポリフェノールの一種やむくみの予防・改善に役立つカリウム、疲労回復を助けるビタミンB1が豊富。

たかきびを鍋で煮たものとひき肉を1対1の割合で、ハンバーグやロールキャベツを作ってみてもいいでしょう。低カロリーで栄養価の高いおかずが完成します。

赤い雑穀に興味が湧いてきましたか? にんじんやクコの実、牛肉、ラム肉、サバ、カツオ、パプリカ、なつめのような赤い食材も添えて、食卓を華やかに、体は健康にしてみませんか?

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