16日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「なぜ日本に行くのかという問いに対して若干の弁明をするなら…」とのスレッドが立った。写真は大阪・道頓堀。

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2016年10月16日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「なぜ日本に行くのかという問いに対して若干の弁明をするなら…」とのスレッドが立った。

「なぜそんなもてなしをされにわざわざ日本に旅行するのか?」―このところ韓国のネットユーザーの間で頻繁にやりとりされている問い掛けだ。

今月初め、大阪のすし店で韓国人など外国人観光客にわさびを大量に入れたすしが提供されていた問題が発覚、以降も「大阪のバス会社が客の韓国人をおとしめる名前をチケットに記載した」「関西国際空港に向かう列車の車掌が外国人差別と取られかねない車内アナウンスを行った」などの騒動が起こり、ついには韓国人旅行者が路上で日本人から蹴りを入れられたと訴えたことから、駐大阪韓国総領事館が自国民に対し「嫌韓注意報」を発令する事態になった。

上に挙げた「疑問」は、こうした「嫌韓の風潮が漂う日本」をそれでも旅行しようとする韓国人に向けられている。日本を訪れる韓国人観光客は昨年400万人を超えた。韓国国民の実に8%が訪日観光する中、「これでも日本に行く韓国人はどうかしている。目を覚ませ」などと旅人を批判する主張もネットで多く見受けられる。こうした中、スレッド主はネット上の疑問に次のように答えた。

「近いし、時差もないし、航空券が安いし、文化圏も近い。他の先進国と比べたら食費も比較的安く、治安も安定している上にインフラもきちんと整っている。見るものの多い少ないは別にして、韓国人が旅行するには最上クラスなんだ」。

また、この書き込みを受け、他のユーザーも「近いし楽だよね。ヨーロッパや米国は渡航費のこともあるけど行く時間がない」「日本は『進入障壁』が一番低い海外だ」「飛行機の便もたくさんあるし手頃、だからと言って中国に行くのもなんだし」「中国より治安もいいし空気もいい。日本に何度も行く理由はあるよ」「近いし、何より料理がおいしい」など、旅先としての日本の良さを挙げた。

最後に「もちろん、お金がたくさんあれば日本には行かずに米国とかヨーロッパに行くけどね」と付け加えたスレッド主だが、ネットで広がっている「嫌韓ムードあふれる日本」のうわさには動じていないようだ。(翻訳・編集/吉金)