自己最速の165キロを記録した日本ハムの大谷翔平(C)KYODO NEWS IMAGES

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 16日、『S☆1』(TBS系)にVTR出演した野村克也氏が、日本ハムとソフトバンクのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦、9回から登板した大谷翔平について解説した。

 大谷はこの日、「3番・指名打者」で出場。打者としては5回に内野安打を放ち、4打数1安打を記録した。そして、3点リードの9回に大谷が、指名打者を解除しマウンドへ。

 先頭の松田宣浩を164キロのストレートなどで追い込み、1ボール2ストライクからの5球目、145キロのスライダーで空振り三振。この配球に野村氏は「3点もリードしているのに真っ直ぐこい!と脅迫する」と笑顔で話した。

 続く吉村裕基に投じた初球、プロ野球新記録となる165キロを計測。これには「すごいね。プロ野球バンザーイ!スーパースター誕生」と喜んだ。吉村に対して、2球で追い込むと最後は143キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。

 最後は本多雄一に対して、1ボール2ストライクからの7球目、149キロのフォークでショートゴロに打ち取り試合を締めた。