密かなブーム!大人の[焚き火]入門

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 子供の頃、誰もが一度は体験した焚き火。そんな焚き火が今、アウトドア好きな大人の間でブームになっている。子供の頃とは違った大人の焚き火遊びはどんなものなのか……。アウトドアの達人に焚き火の醍醐味と楽しみ方を聞いた。

◆寒いからこそ楽しい!焚き火は冬の醍醐味だ

 イギリスの有名な冒険家、ベア・グリルスは、サバイバル番組の中で焚き火に手をかざしながらこんなことを呟いた。

「サバイバルでは、焚き火をするということは暖を取るためだけじゃない。火があるだけで元気になれる」

 炎は体を暖めながら、心にも温もりをもたらす。たった一人の焚き火ですら、こうした気持ちになれるのだから、友とゆらめく焚き火の炎を囲めば、もう、言葉はいらない。焚き火が人類最古のコミュニケーションツールだと実感できるはずだ。

「焚き火は、コミュニケーションツールとして最適で、炎を囲んだときの雰囲気は何物にも替えがたいものがあります。人との距離感がすごく心地よくなるんです」

 そう語るのは、アウトドアコーディネーターの三浦晋哉さん。焚き火の魅力とは何か、またその魅力を肌で味わうためにはどうすればいいのか。焚き火の心得を聞いた。

◆焚き火をするなら必ずルールを守ろう

 焚き火で最も注意が必要なのは言うまでもなく火事。細心の注意と準備が必要だ。

 火の粉が飛んだり、焼け崩れた薪が焚き火台の外に落ちることは多々あるため、消火用の水を火の近くに常備しておくのは絶対のルール。特に秋冬の山野は枯れ葉が敷き詰められており、あっという間に一山が丸々燃え上がることも。

 また現在、日本のキャンプ場の大半が「直火禁止」となっている。火のコントロールという観点からはもちろん、環境負荷(土壌中の微生物や木の根へのダメージ)の軽減という観点からも、焚き火台が必須なのだ。

◆アウトドアメーカー各社の焚き火台&焚き火グッズ
※価格は参考。税込み

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1218404

●MONORAL/ワイヤフレーム

火床に特殊耐熱クロスを使い、分解折り畳み式アームと組み合わせることで1圓鮴擇觀擇気肇丱奪パックに入る収納サイズを実現。写真のように別売りの五徳アタッチメントをセットすれば、3圓泙任瞭蕕筌灰奪悒襪鮑椶擦蕕譴襦1万8144円)

●COLEMAN/ステンレスファイアープレイス

空気の流れを作りやすく、燃焼効率の高い井げた型の焚き火台。5.7圓判鼎いコンパクトに畳める(41.5×30.5×15.5僉砲燭瓠∋ち運びや収納に便利。作りは堅牢この上なく、ダッチオーブンを載せてもビクともしない(1万8144円)

●UNIFLAME/ファイアグリル

定番の焚き火台の一つ。パンチ穴の並んだ中皿(ロストル)が空気を通して燃焼効率を上げる。網を載せれば少人数のバーベキューグリルとしても使える。炉本体と網が斜めにセットされており、調理しながら四隅から燃料を投入できる(6300円)

●snow peak/焚火台M

ステンレス製三角パネルを4枚連結した、シンプルでタフな設計のロングセラー焚き火台。畳めば厚さはわずか3.2僂房まり、携帯も保管も楽々だ。料理を楽しむために用意されたグリルブリッジなどの多彩なオプションも魅力。(1万3608円)

●tent-Mark DESIGNS/King Tongs

独特な形状の先端部は、あらゆる焚き火シーンを想定したすぐれもの。太い薪ならガッチリと、細い小枝なら繊細に掴んでくれる。特殊構造のバネを採用し耐久性も十分だ(1069 円)

●snow peak/ファイヤーサイドグローブ

外側は分厚いスエード革で、高熱が付きもののダッチオーブンを使った料理でも安心。インナーグローブは、取り外して洗濯できる仕様(6912円)

●BioLite/キャンプストーブ

サイズは127×210mmで947gと手のひらサイズながら、小枝や小さな薪を燃やしてしっかり焚き火が楽しめる。しかも燃焼で発生した熱を電気に変換し、USBポートから給電し、同時にスマホの充電もできる便利なアイテムなのだ(1万8144円)

◆達人オススメ!マイ火吹き棒

 火力の調整にうちわを使うと灰が舞い上がるなど、周囲からのブーイングは必至。そこでオススメしたいのは火吹き棒。写真の品は三浦さん所有のオーダーメイド品。ステンレスパイプに木製の火吹き口を取り付け、好みの色のレザーを巻いたものだ。問い合わせは「HUNT」 w124300teアットhotmail.com(アットは@に変更)まで

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1218415

【三浦晋哉氏】
FMヨコハマのアウトドア番組『The Burn』の立ち上げディレクターを経て、アウトドアコーディネーター&ライターに転身。アウトドアの魅力を広く伝えるべく「アウトドア遊び人“赤ワイン”」名義で活動中。釣りとキャンプと野外料理をこよなく愛する