アイドルの追っかけで閉経した女性の生理が復活?

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執筆:Mocosuku編集部


ジャニーズ、K-POPアイドル、EXILE…

どのグループのファンも年齢層が上がっているという話を聞きます。

お茶の間のファンに限らず、コンサートやテレビ観覧など本人を間近で見られるチャンスを逃すまいと、熱狂的なファンも年齢層が上がるなかで、「K-POPの追っかけを始めて、閉経したはずなのに生理が復活した」というエピソードがあるそうです。

女性ホルモンの減少は40代半ばから始まり50歳前後で閉経、そして更年期になり高齢になると、骨粗鬆症などの原因になります。

ということは、「女性ホルモンの増加により生理が復活」というのは起こりえる話なのです。

では、アイドルの追っかけと女性ホルモンはどういった因果関係があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

擬似恋愛でアドレナリン放出


好きなアイドルはいわば「片思いの彼」。脳は恋をしているのと同じような状態になります。

視覚や言葉などによって異性から刺激が与えられると、脳は「報酬を受け取った」と感知し、快感や快楽をもたらすホルモンの1種であるドーパミンを放出します。

ドーパミンはやる気や動機につながりますが、ほぼ同時にセットで放出されるアドレナリンは、そのやる気を行動に移すホルモンです。気分が明るくなったり、出かけるようになったりするのは、このホルモンの影響です。

例えば「20代、30代になると10代の頃ほど、ときめかない」という話を聞いたことはありませんか?

これは、年齢とともにドーパミンの分泌量が減少しているからです。新しい刺激を与えることで、減少量を遅らせることができるようです。

女性ホルモン活性化でアンチエイジング


「ときめく」と視床下部からドーパミンが分泌し、下垂体を通って卵巣へと指令が伝達していきます。そうすると、排卵に導く女性ホルモンと呼ばれるエストロゲンが分泌されます。

エストロゲンは排卵を促すだけではなく、バストにハリが出たり、お肌がツヤツヤになったり、と女性らしい美しさが強調されるのです。

植物の中でエストロゲンに似た生理作用を持つと言われる物質に、イソフラボンが挙げられます。豆乳を飲むと「肌がきれいになる」「胸が大きくなる」と言われるのは、豆乳に含まれるイソフラボンが作用しているからです。

ホルモンバランスを若返らせていつまでも女性らしく


エストロゲンは自律神経や感情の働き、皮膚、脳の働きに大きく影響している、重要なホルモンです。

つまり減少することで、閉経、更年期障害、骨粗鬆症の原因になります。50歳前後で閉経すると、コレステロールが低下し男性化へとつながるのです。

擬似恋愛をすることで、いつまでも女性の身体を保ち、肌もツヤツヤして見た目も若々しくいられるのです。


結婚をしている女性、子育てを経験した女性は、安らぎを与える「愛」に包まれていたとしても、ドキドキするような「恋愛感情」からは遠ざかりがち。

浮気や不倫をするよりアイドルへの「擬似」恋愛で若返るほうが、健全だと言えそうです。