[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2016年10月4日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県に来て初めて「総湯」という言葉を聞いた、と他県出身のアナウンサーが話していました。


画像はイメージ(写真ACより)

石川県内には、8か所に「総湯」がありますが、これは県内だけのものなのでしょうか?

他県で言う「共同浴場」

全国各地の温泉地のパンフレット等を調べると、やはり「総湯」という言葉を見つけることはできません。よく使われている似た言葉は「共同浴場」「外湯」などで、「総湯」が存在するのは、石川県と富山県のみでした。

「総湯」は、旅館や家に風呂がなかった時代の「外湯」の意味を持ち、江戸時代は「惣湯」と書かれていました。「総」も「惣」もどちらも全体や集めることを指しますが、「惣」は、特に村や町など組織を指す言葉です。

浴場は、だんだんと娯楽として提供されることが多くなっていったのですが、村ごとの共同浴場という意識が特に強かったことから、県内にはこの「総湯」という言葉が残ったものと考えられます。

お風呂好きな県民になくてはならない場所なのですね。(ライター:りえ160)